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聖書の3番目の書 ― レビ記『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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2 モーセが筆者であることをどんな証拠が裏付けていますか。
2 モーセがレビ記を書いたということには少しの疑問もありません。奥付けの結びの言葉はこうなっています。『これらは……エホバがモーセに与えたおきてである』。(27:34)レビ記 26章46節にも同様の陳述が見られます。モーセが創世記と出エジプト記を書いた証拠をさきに取り上げましたが,それはまた,彼がレビ記を書いたことをも示すものです。五書<ペンタチューク>は,初めは明らかに一つの巻き物であったからです。さらに,レビ記は『そして(それから)』という接続詞でそれ以前の書と結ばれています。最も強力な証言は,イエス・キリストおよび霊感を受けたエホバの他の僕たちが,レビ記の中の律法や原則を繰り返し引用したり参照したりして,それをモーセに帰していることです。―レビ記 23:34,40-43 ― ネヘミヤ 8:14,15。レビ記 14:1-32 ― マタイ 8:2-4。レビ記 12:2 ― ルカ 2:22。レビ記 12:3 ― ヨハネ 7:22。レビ記 18:5 ― ローマ 10:5。
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