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グアドループ1995 エホバの証人の年鑑
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水上の宣教者の家からの助け
エホバの組織に対する認識は,船で島から島へ定期的に訪問する宣教者たちによって刺激を受けました。約10年にわたり協会は,西インド諸島で,水上の宣教者の家となる船を所有していました。最初の船はシビア号という名前の全長18㍍のスクーナー型帆船で,後にその代わりに光号というもっと大きな船が用いられるようになりました。
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グアドループ1995 エホバの証人の年鑑
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船に乗っていた宣教者たちは英語を話した(そしてグアドループの伝道者のほとんどは英語が話せなかった)にもかかわらず,彼らの訪問はとても感謝されました。ここの伝道者たちは,そうした宣教者が野外奉仕を一日中行なって地元の伝道者と一緒に働いた時に示した熱心さを今でも覚えています。
最後の訪問の際,宣教者たちは1956年に光号に乗り込み,7月26日から8月7日までマリーガーラント島とラデジラード島で伝道をしました。マリーガーラント島では「躍進する新しい世の社会」という映画を上映しました。視聴者の一人はこう言いました。「1万フランもらっても,今晩ほどうれしい気持ちにはなれないでしょう」。
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