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全世界の報告2007 エホバの証人の年鑑
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リトアニア
オルガは若い全時間の福音宣明者で,ある日,一人のロシア人女性と玄関先での聖書研究を始めました。話し合いが始まってほどなくして,「終わりの日」という聖書の表現について説明してほしいと言われました。(テモ二 3:1)オルガは次の訪問の時にそうすると答えました。しかしその後何度も訪問しましたが,その女性と約1か月のあいだ会うことができませんでした。その間,だれもドアを開けなかったのですが,のぞき穴からだれかが自分を見ていることに気づきました。オルガはこう述べています。「わたしはその女性が聖書の話し合いを避けているとは思わないようにしました。ドアの向こう側にいたのは別の人だったかもしれません。それで,最初の時に興味を示した事柄について手紙を書くことにしました。三日後にまた家を訪ねたところ,うれしいことにドアを開けてくれました。手紙を通して示された個人的な関心に深く感動したとのことです」。
この女性はオルガに感謝してこう言いました。「何度も手紙を読ませていただき,よく理解することができました」。こうして,玄関先での最初の研究は,『聖書の教え』の本による定期的な家庭聖書研究へとつながったのです。今では,研究に行くたびに,オルガはこの女性から温かく歓迎されています。
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全世界の報告2007 エホバの証人の年鑑
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[55ページの図版]
オルガ
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