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寂しく感じるときには目ざめよ! 2015 | 4月
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どうすればよいか
良い意味に解釈する。例えば,写真共有サイトを見ていて,あるパーティーに参加している友人たちの写真を見つけたとしましょう。あなたはそのパーティーに呼ばれませんでした。その時,自分はわざと冷たくされたと考えることもできれば,もっと積極的な見方をすることもできます。関係している事柄すべてを知っているわけではないのですから,悪い意味に解釈しないようにしましょう。むしろ,自分が呼ばれなかったことについて,もっと良い意味に解釈するよう努めましょう。多くの場合,寂しさを感じさせるのは,状況ではなくあなたの見方なのです。―聖書の原則: 箴言 15:15。
ひとくくりに考えないようにする。寂しい時は,「わたしがどこかに呼ばれるなんて決してない」とか,「みんなはいつもわたしを避ける」などと思いがちです。しかし,そのようにひとくくりに考えるなら,ますます寂しさがつのるだけです。そして次のような悪循環に陥ります。仲間外れにされていると思うと,自分を孤立させるようになり,その結果,もっと寂しくなり,こうしてますます仲間外れにされていると感じるようになるのです。―聖書の原則: 箴言 18:1。
年上の人と自分から友達になる。聖書はダビデの生涯について述べています。ダビデがヨナタンに出会ったのは10代の頃だったと思われます。ヨナタンはダビデよりも30歳年上でした。年の差があったものの,ダビデとヨナタンは親友になりました。(サムエル第一 18:1)あなたにもそのような友達ができるかもしれません。21歳のキアラはこう言います。「最近,年上の友達を持つことの良さが分かるようになりました。数十歳年上の親しい友達が何人かいるのですが,その円熟した考え方や安定性から学べて本当に感謝しています」。―聖書の原則: ヨブ 12:12。
1人でいる時間を活用する。1人になるとすぐに寂しく感じる人がいます。しかし,1人になっただけで寂しく感じる必要はありません。イエスは社交的な人でしたが,1人でいることの良さも知っていました。(マタイ 14:23。マルコ 1:35)あなたも同じようにできます。1人でいるのは良くないことだと考えるのではなく,その静かな時間を活用して,自分が得ている良いものについて感謝のうちに思い巡らすのです。そうすれば,あなたは他の人から見てもっと魅力的な友達になれます。―箴言 13:20。
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