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  • 「見よ!」のブロシュアーを用いて効果的に聖書研究を司会する
  • わたしたちの王国宣教 1988
  • 副見出し
  • 聖書の基本的な真理について教える
  • 研究生の心に訴える
  • 楽園に入るための教育
わたしたちの王国宣教 1988
宣 88/5 7–8ページ

「見よ!」のブロシュアーを用いて効果的に聖書研究を司会する

1 装いを変えて野外の舞台に登場した「見よ!」のブロシュアーをどう活用していくかについては,1986年9月号の「わたしたちの王国宣教」の中で詳しく論じられました。以来,非常に多くの人々が「見よ!」を用いて聖書研究を取り決めることに成功してきました。

聖書の基本的な真理について教える

2 このブロシュアーを日本の野外において有用な道具としている顕著な特色の一つは,それがキリスト教世界の偽りの教理を論ばくすることによって真理を浮かび上がらせるのではなく,聖書の教えを率直な仕方で提出している点です。多くの研究生はキリスト教世界の偽りの教理を知らないので,そうした教理を念頭に置いた疑問は抱いていません。したがって,聖書が何を教えているかを学びさえすればよいのです。「見よ!」のブロシュアーの中では,聖書・神・死・復活などといった基本的な教えが,それぞれわずか数節を用いて簡潔明快に説明されており,研究生にとって大きな助けとなります。

3 したがって,司会者が目指すべきことは,一つ一つの教えを確実に理解するよう研究生を助けることです。キリスト教世界の誤った教理を取り入れてはいないものの,研究生は異教の教えや伝統によって教育されていますから,その見地から聖書の教えを理解しにくく感じたり,疑問を抱いたりします。そのため,研究生の反応を予想して,どうすれば分かりやすく説明できるかを考えておくのはよいことです。視覚に訴えるさし絵や写真を用いたり,難解と思われる部分を図解したりして研究生の理解を巧みに助けている人は少なくありません。道理に訴える例え,科学や考古学の資料,権威者たちの言葉なども研究生を納得させる優れた助けになります。

4 研究生が意欲的に質問する場合,その答えに関係した事柄を論じている協会の他の出版物を読むよう研究生に勧めるのも効果的な場合があります。「見よ!」の説明は簡潔なので,研究生を納得させるのに必要な情報をこのような方法で補うのです。例えば,「論じる」の本には,研究生がよく尋ねる質問が,例えや論理を用いて分かりやすく説明されています。また「父を尋ね求めて」の小冊子には,研究生の思考力を鼓舞する優れた推論の例が載せられています。もっとも研究生が特に質問しているわけではないのに,他の出版物をむやみに用いるのは,かえって要点をぼかす結果になるかもしれません。他の資料はあくまでも補足的資料として用いるべきです。

研究生の心に訴える

5 次に,人々の心に訴えるような教え方を是非身に着けてください。(テモテ第二 4:2)学んだ事柄に感動し,聖書の真理が神から出たものであることを悟る人は,やがて確信を強め,真理を進んで他の人に語るようになります。(ルカ 6:45)例えば,「楽園を説明する本」の副見出しの7節を討議した後,山上の垂訓の一部を実際に聖書から読み,そこに含まれている宝石のような真理について話し合うのもよいでしょう。また,学んでいる事柄が個人の生活にどう関係してくるかを実例を挙げて話し合うことも心を動かす一つの方法です。例えば,身近な人の死に接したことのある研究生の場合,「命の回復」の副見出しの41節を討議した後,ルカ 8章41節から56節を声を出して読みます。ヤイロの娘に生じた事柄を頭の中で描くようにして話し合うなら,復活という死者に対するエホバ神の愛ある備えに,研究生は感動を覚えるに違いありません。

楽園に入るための教育

6 ブロシュアーの27ページ以降で扱う「楽園に入るための教育」の部分では少なくとも四つの異なった方法で,神からの教育を受けるよう励まされます。すなわち,(1)聖書研究を続けること,(2)定期的に集会に出席すること,(3)エホバの民とその組織を観察し,よりよく知ること,(4)神の道に進んで従い,神との個人的な関係を築いていくことの四つです。

7 上記の「楽園に入るための教育」の部分を討議する際には,エホバ神が人間を顧み,幸福で満ち足りた生活を送ることができるよう世界中の人々に無料の教育を施しておられることを強調していきましょう。(イザヤ 55:1,2)加えて,神の組織と積極的に交わり,クリスチャン会衆が「真理の柱また支え」となっていることを自分の目で確かめてみるよう研究生を親切に励ましてください。―テモテ第一 3:15。

8 それでは,「見よ!」のブロシュアーを用いて新しい研究を取り決めると共に,『永遠に生きる』の本に入る前の基礎的な聖書研究の資料としても効果的に用いることをわたしたちの決意としましょう。

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