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    聖書に対する洞察,第1巻
    • ヘブライ語聖書の中ではアドーナーイという語が頻繁に用いられており,アドーナーイ エフウィという表現も285回用いられています。アドーナーイは,「主,主人」を意味するアードーンの複数形です。アドーニームという複数形は「主たち」,「主人たち」など,単なる複数として人間に使うことができますが,接尾辞をいっさい伴わないアドーナーイという語は,聖書中では常に神に関して用いられており,その複数形は卓越性や威光を示すために用いられています。翻訳者たちはこの語をほとんど「主」と訳出しています。例えば詩編 73編28節などのように,この語と神のみ名が併記される場合(アドーナーイ エフウィ),この表現は「主なる神」(聖ア,欽定,改標,ドウェー[72:28]),「主,我が主人」(ノックス[72:28]),「主なるエホバ」(ヤング),「主権者なる主エホバ」(新世)と翻訳されます。

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    聖書に対する洞察,第1巻
    • それで,ヘブライ語本文とギリシャ語本文に「主権者なる」に相当する別個の修飾語は含まれていませんが,アドーナーイとデスポテースという語がエホバ神に当てはまる語として聖書中で用いられるとき,それらの語には「主権者なる」という語の意味合いが含まれているのです。その修飾語は神の主なる地位の卓越性を示しています。

      エホバの主権 エホバ神は創造者としてのご自身の地位,ご自身の神性,全能者としてのご自身の至上性ゆえに,宇宙の主権者(「世界の主権者」,詩 47:9,モファット)であられます。(創 17:1; 出 6:3; 啓 16:14)エホバ神はすべてのものの所有者,すべての権威と力の源,政治における至上の支配者であられます。(詩 24:1; イザ 40:21-23; 啓 4:11; 11:15)詩編作者は神について,「エホバ自ら天にその王座を堅く立てられた。その王権はすべてのものの上に支配を行なった」と歌いました。(詩 103:19; 145:13)イエスの弟子たちは神に向かって,『主権者なる主よ,あなたは,天と地を造られた方です』と祈りました。(使徒 4:24,新世; モファット)イスラエル国民にとって,神ご自身は政治の三つの分野,つまり司法,行政,立法のすべてをつかさどる方でした。預言者イザヤはこう述べました。「エホバはわたしたちの裁き主,エホバはわたしたちの法令授与者,エホバはわたしたちの王……である。神ご自身がわたしたちを救ってくださる」。(イザ 33:22)モーセは申命記 10章17節で,主権者としての神について注目すべき説明を行なっています。

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