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  • 神の民の間で安全を見いだしてください
    永遠の命に導く知識
    • [165ページ,全面図版]

  • 神の民の間で安全を見いだしてください
    永遠の命に導く知識
    • 「愛を身に着けなさい」

      9 愛を表わす点で,エホバはどんな模範を残されましたか。

      9 パウロは,「愛を身に着けなさい。それは結合の完全なきずななのです」と書きました。(コロサイ 3:14)エホバは恵み深くも,身に着けるこの衣をわたしたちのために供給してこられました。どのように供給されるのでしょうか。クリスチャンが愛を示せるのは,愛が神から与えられる,エホバの聖霊の実の一つだからです。(ガラテア 5:22,23)エホバご自身,わたしたちが永遠の命を得られるようご自分の独り子をお遣わしになって,最大級の愛を表わされました。(ヨハネ 3:16)この愛の偉大な表明は,わたしたちがこの特質を表わす際の手本となっています。「神がわたしたちをこのように愛してくださったのであれば,わたしたちも互いに愛し合う務めがあります」と,使徒ヨハネは書きました。―ヨハネ第一 4:11。

      10 どうすれば「仲間の兄弟全体」から益を得ることができますか。

      10 王国会館で行なわれる集会に出席すれば,愛を示す優れた機会が開けます。集会では実にいろいろなタイプの人たちに会うことができます。そのうちの多くの人たちには,きっとすぐに引き付けられるものを感じるでしょう。言うまでもなく,エホバに仕える人々の間にも個性の違いはあります。あなたは以前,自分とは関心事や特性の異なる人を単純に避けておられたかもしれません。しかし,クリスチャンには「仲間の兄弟全体を愛(する)」務めがあります。(ペテロ第一 2:17)ですから,あなたとは年齢,個性,人種,教育程度の違う人であっても,王国会館で会う人たちと知り合いになることをご自分の目標になさってください。恐らく,一人一人が優れた魅力ある特質を備えていることにお気づきになることでしょう。

      11 エホバの民の間に多様な個性が見られるとしても,それに悩まされるべきでないのはなぜですか。

      11 会衆の人たちが多様な個性を持っていることに悩まされる必要はありません。例えば,おびただしい数の車があなたの車と一緒に道路を走っている場面を想像してみてください。すべてが同じスピードで動いているわけではなく,すべてが同じコンディションを保っているわけでもありません。長距離を走ってきた車もありますが,あなたのように,走り始めたばかりの車もあります。しかし,そのような違いはあっても,すべてが道路を走っています。会衆を構成している人々の場合も同じです。すべての人が同じスピードでクリスチャンとしての特質を培うわけではありません。また,すべての人の身体的,感情的コンディションが同じわけでもありません。長年エホバを崇拝してきた人もいれば,始めたばかりの人もいます。それでも,すべての人が「同じ思い,また同じ考え方でしっかりと結ばれて」永遠の命に至る道を走っているのです。(コリント第一 1:10)ですから,会衆の人々の弱点ではなく,長所を探すようにしましょう。そうすれば,神が実際にこれらの人々の中におられることを理解でき,心温まる思いをされるでしょう。それに,あなたは,そこにいることを願っておられるのではないでしょうか。―コリント第一 14:25。

      12,13 (イ)会衆の人から感情を害されたときは,どうすることができますか。(ロ)憤りを心に抱かないことはなぜ大切ですか。

      12 人間はすべて不完全なので,会衆の人が時々あなたの心を乱すことを言ったり行なったりするかもしれません。(ローマ 3:23)弟子ヤコブは現実をふまえて,「わたしたちはみな何度もつまずくのです。言葉の点でつまずかない人がいれば,それは完全な人で(す)」と書きました。(ヤコブ 3:2)だれかに気分を害されたとき,あなたはどういう反応を示しますか。聖書の一つの箴言は,「人の洞察力は確かにその怒りを遅くする。違犯をゆるすのはその人の美しさである」と述べています。(箴言 19:11)洞察するとは,ある状況の表面ではなく,その奥を見ることであり,人の特定の話し方や振る舞い方の背後にある要因を理解することを意味しています。ほとんどの人は,自分が犯した間違いの言い訳をするとき,深い洞察を働かせます。他の人の不完全さを理解し,覆うためにもそうした洞察を働かせるのはどうでしょうか。―マタイ 7:1-5。コロサイ 3:13。

      13 自分がエホバの許しを得たいのであれば,他の人を許さなければならないということを決して忘れてはなりません。(マタイ 6:9,12,14,15)もし真理を実践しているなら,わたしたちは愛のある方法で他の人を扱うでしょう。(ヨハネ第一 1:6,7; 3:14-16; 4:20,21)ですから,会衆の人との間で何かの問題が生じたなら,憤りを心に抱かないよう闘ってください。愛を身に着けていれば,問題を解決するために懸命に努力するでしょう。自分が相手の感情を害したのであれば,ためらわずに謝るでしょう。―マタイ 5:23,24; 18:15-17。

      14 わたしたちはどんな特質を身に着けるべきですか。

      14 わたしたちの霊的な衣服には,愛と密接な関係のある他の特質も含まれているはずです。パウロは「優しい同情心,親切,へりくだった思い,温和,そして辛抱強さを身に着けなさい」と書きました。愛に包含されるこれらの特性は,敬虔な「新しい人格」の一部を成すものです。(コロサイ 3:10,12)あなたはこのような特質を身に着けるために努力されますか。とりわけ,あなたが兄弟愛を身に着けるなら,イエスの弟子を見分けるしるしを持つことになります。イエスは,「あなた方の間に愛があれば,それによってすべての人は,あなた方がわたしの弟子であることを知るのです」と言われたからです。―ヨハネ 13:35。

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