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彼らは自分の見たことに驚嘆した目ざめよ! 1991 | 12月22日
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ソ連のウソリエシビルスコエでは,近くのアンガルスクから会場に向かう11台のバスを交通警察の2台の車が親切に誘導してくれました。1台は先頭に,もう1台は最後尾についていました。
出席するための努力
特にソ連で開かれた幾つかの大会に出席した人々は,相当な費用をかけて長距離の旅行をしました。中には,そのために1年がかりで旅費をためた人たちもいます。ある出席者は,太平洋岸の港湾都市ウラジオストクから,約3,200㌔離れたウソリエシビルスコエまではるばるやって来ました。日本の北の太平洋上に浮かぶサハリン島からも,12人が出席しました。そのうちの一人は20歳の若者で,自分が聖書研究を司会している3人の若者と一緒に出席していました。
サヤノゴルスクに住むバスの運転手は,ウソリエでバプテスマを受けるつもりでした。そして,大会に出席するため,雇い主に数日の休暇をくださいと何度も頼みましたが,雇い主はなかなか休暇を認めてくれませんでした。そこでその人は,アバカン市まで車を走らせ,エホバの証人が宗教団体として正式に認可されたことを示す,今年の3月27日付の文書の写しを手に入れました。雇い主はその文書を見ても,まだ休暇を認めようとはしませんでした。出発する当日の朝,熱烈な祈りをささげてから,もう一度頼んだところ,ようやく休暇が認められました。
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彼らは自分の見たことに驚嘆した目ざめよ! 1991 | 12月22日
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[15ページの図版]
上: シベリアのウソリエシビルスコエ大会のために設けられたトイレの一部
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