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エホバの証人 ― 1992 年鑑の報告1992 エホバの証人の年鑑
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ソ連では,初めて大会を公然と開くことができました。現在は独立国家になっているエストニアの海沿いの都市タリンでは,一部の大会出席者にとって皮肉に思えるような光景が見られました。447人がバプテスマを受けた場所から,兄弟姉妹たちは,1950年と1951年に仮設の刑務所として使われていた古い要塞を見ることができました。一部の兄弟たちはその仮設刑務所でしばらく過ごし,それから遠いシベリアの強制労働収容所に連行されました。それで,非常に喜ばしい時ではありましたが,身の引き締まるような記憶が一瞬よみがえってきたのです。
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エホバの証人 ― 1992 年鑑の報告1992 エホバの証人の年鑑
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ソ連とエストニアで開かれた大会
日付 都市 出席者数 バプテスマ
7月13日と14日 エストニアのタリン 4,808 447
7月19日と20日 シベリアのウソリエシビルスコエ 4,205 543
8月2日と3日 ウクライナのキエフ 14,654 1,843
8月3日と4日 ウクライナのリボフ 17,531 1,316
8月24日と25日 ウクライナのオデッサ 12,115 1,943
8月31日と9月1日 ウクライナのチェルノフツイ 14,137 1,126
9月7日と8日 カザフのアルマアタ 6,802 602
総合計: 74,252 7,820
(バプテスマを受けた人の合計は,驚くべきことに,最高出席者合計の10.5%に当たります。)
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エホバの証人 ― 1992 年鑑の報告1992 エホバの証人の年鑑
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現在独立国になっているエストニアのタリンでは,ソ連最初の大会が開かれた
「これまでに生存した最も偉大な人」という本のロシア語版と他の東ヨーロッパの諸言語の版が発表された
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