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マラウイ1999 エホバの証人の年鑑
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そうした兄弟の一人にアレクサンダー・マファムバナがいます。といってもこの兄弟はたいていアレックスと呼ばれていました。アレックスは非常に有能な人で,モザンビークで生まれ,首長の息子であり,父親の跡を継いで首長になることになっていました。しかし,仕事を探して南アフリカに移ったときにエホバの証人と出会い,聖書の真理に関する正確な知識を得ました。アレックスは,首長に期待されていることをすればクリスチャンとしての信条を曲げることになると結論し,問題を避けるため,マラウイに住むことにしました。ほどなくして,マファムバナ兄弟は開拓者になり,1952年にブランタイアの支部事務所で手伝い始めました。マファムバナ兄弟は数か国語に通じていたので,野外から受け取る手紙を処理する面で特に助けになりました。兄弟はギレアデ宣教者学校の1958年から1959年にまたがるクラスに出席する機会を得ました。一緒に卒業したクラスメートの中には,同じくマラウイに割り当てられたジャック・ヨハンソンとリンダ・ヨハンソンがいました。
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マラウイ1999 エホバの証人の年鑑
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[165ページの写真]
アレックス・マファムバナ
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