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大規模な悲劇目ざめよ! 2003 | 2月22日
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だれに影響が及んでいるか
栄養不良は子どもに限った問題ではありません。2001年7月のWHOの報告によると,「栄養不良は長い影を投じ,発展途上世界の国民全体の20%に当たるほぼ8億人に影響を及ぼして」います。これは,世界の8人に1人が栄養不良で苦しんでいる,ということです。
栄養不足人口が最も多いのはアジア,それも特に南アジアや中央アジア一帯ですが,栄養不足の人口比率が最も高いのはアフリカです。次は,ラテンアメリカとカリブ海の幾つかの発展途上国です。
先進国は栄養不良とは無縁でしょうか。いいえ,そうではありません。「2001年 世界の食糧不安定事情」(英語)によると,先進国にも栄養不良の人が1,100万人います。さらに2,700万人の栄養不足の人が,特に東ヨーロッパや旧ソビエト連邦の共和国などの,いわゆる途上国と呼ばれる国々にいます。
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大規模な悲劇目ざめよ! 2003 | 2月22日
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[4ページの図表/地図]
(正式に組んだものについては出版物を参照)
住民が栄養不足になる危険のある国々
危険度 高
危険度 中
危険度 低
危険なし,あるいはデータが不備
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