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  • 幸せな結婚生活を築く方法
    目ざめよ! 2008 | 7月
    • わたしたちはみな不完全ですから,誤解や不和が生じるものです。とはいえ多くの場合,幸福な結婚生活を送れるかどうかは,どれほど共通点があるかということよりも,お互いの違いにどう対処するかにかかっています。結婚生活を送る上で特に肝要なのは,愛のある仕方で意見の相違を解決する能力です。なぜなら愛は「すべてを完全に結ぶ帯」だからです。―コロサイ 3:14,口語訳,日本聖書協会。

      ▶ 敬意をこめて話す。「剣で突き刺すかのように無思慮に話す者がいる。しかし,賢い者たちの舌は人をいやす」。(箴言 12:18)研究によると,ほとんどの会話は始めたときと同じような話し方で終わると言われています。ですから,敬意をこめて話し始めるなら,最後まで敬意のこもった会話ができることでしょう。反対に,愛する人から思いやりのない話し方をされるなら,確かに傷つきます。では,品位を保ち敬意や愛情をこめて話せるように,祈りのこもった努力を払いましょう。(エフェソス 4:31)結婚して44年になる日本の治子bはこう語っています。「弱点はお互いに見えるのですが,敬意を持っていることを言葉や態度で示そうと努力しています。これが,幸せな結婚生活を送る助けになってきました」。

      ▶ 親切心と同情心を培う。『互いに親切にし,優しい同情心を示しなさい』。(エフェソス 4:32)意見が激しく対立すると,怒りが怒りを生みやすくなります。ドイツのアネッテは,幸せな結婚生活を34年間送っていますが,このように認めています。「ストレスのもとで穏やかな気持ちを保つのは容易ではありません。相手を怒らせるようなことを言ってしまいがちです。それは事態を悪化させるだけです」。親切であり同情心を示すよう努力することにより,円満な結婚生活に大きく寄与することができます。

      ▶ 謙遜さを示す。『何事も闘争心や自己本位の気持ちからするのではなく,むしろ,他の人が上であると考えてへりくだった思いを持ちなさい』。(フィリピ 2:3,4)争いが生じるのは大抵,事態を改善する方法を謙遜な態度で探す代わりに,高慢にも問題の責任を相手になすりつけようとするからです。へりくだった思い,すなわち謙遜さは,意見が対立したときに自分のほうが正しいと主張したくなる気持ちを抑える助けになります。

      ▶ すぐ腹を立てない。「自分の霊にせき立てられて腹を立ててはならない」。(伝道の書 7:9)自分の言動について問いただされた場合,相手の見方を否定したり,すぐに自己弁護したりする傾向を避けるようにしてください。配偶者の話に耳を傾けて,気持ちを知るようにしましょう。答える前に,よく考えてください。口論に勝つよりもはるかに重要なのは相手の心を勝ち得ることだと,晩年になってやっと気づく夫婦も少なくありません。

      ▶ 黙っている時をわきまえる。『聞くことに速く,語ることに遅く,憤ることに遅くありなさい』。(ヤコブ 1:19)確かに,十分なコミュニケーションは,幸福な結婚生活に導くとりわけ重要な道路標識です。では,なぜ聖書は,「黙っているのに時」があると述べているのでしょうか。(伝道の書 3:7)黙っている時は,理解しようとして積極的な態度で聴く時になるのです。そのような聴き方は,コミュニケーションの一環として大切なことです。それによって,相手の本当の気持ちをくみ取り,なぜそう感じるかを知ることができます。

      ▶ 感情移入をしながら聴く。「歓ぶ人たちと共に歓び,泣く人たちと共に泣きなさい」。(ローマ 12:15)配偶者とうまく意思を通わせる上で,内奥の気持ちを感じ取ること,つまり感情移入は欠かせません。感情移入を示せば,お互いの意見や気持ちが敬意をもって尊重されているという雰囲気をかもし出せます。結婚して32年になるブラジルのネラという女性は,「問題について話し合う際,わたしはいつも主人の考えや気持ちを理解できるよう注意深く聴くことにしています」と話しています。配偶者が話している時は,あなたが『黙っている時』であり,感情移入をしながら聴く時です。

  • 幸せな結婚生活を築く方法
    目ざめよ! 2008 | 7月
    • [7ページの囲み記事/図版]

      問題について話し合う必要があるとき

      ■ 二人とも疲れていない時を選ぶ。

      ■ 批判を避け,互いに対して好意的な見方をする。

      ■ 話を遮らない。聴くことと話すことを交互に行なう。

      ■ 配偶者の気持ちを受け止める。

      ■ 同意できないときでも,お互いに感情移入をする。

      ■ 道理をわきまえ,柔軟性を示す。

      ■ 自分が間違っていたら,謙遜に謝る。

      ■ 感謝と愛情を表現する。

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