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マルティニーク1998 エホバの証人の年鑑
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マルティニークはラム酒でよく知られています。サトウキビから作られるこのアルコール飲料は,島の至る所で見かけます。ラム酒をたしなむ人は少なくありませんが,度を超すと非常に害になることがあります。1950年代には,酒場に行って50サンチーム(約12円)も出せば,グラスになみなみとつがれたラム酒を手にすることができました。客の前にラム酒の瓶とシロップの瓶,それに地元産のグリーン・レモン数切れが出され,客は自分でついで飲むことができました。
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マルティニーク1998 エホバの証人の年鑑
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マルティニークの地図を見ると,この島がフォール・ド・フランス湾を巻き込んでいるように見えます。間違いなく,ここは区域の中心となっています。この湾の北側に沿って,フォール・ド・フランス,シェルシェール,ル・ラマンタンの三つの都会の密集地帯が重なり合っています。マルティニークの人口のほぼ半数がこの地域に住んでいます。農業を除けば,島の活動の大半がこの地域に集中しています。最初に良いたよりの伝道が行なわれたのはこの地域でした。ほんの少しの例外を除き,最初に伝道者になった人たちはここの地域の人たちです。
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