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エホバの大いなる恵みを受けた女性ものみの塔 1994 | 11月15日
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マリアのすばらしい特権
ガブリエルはこう付け加えます。「マリアよ,恐れることはありません。あなたは神の恵みを得たのです。見よ,あなたは胎内に子を宿して男の子を産むでしょう。あなたはその名をイエスと呼ぶのです。これは偉大な者となり,至高者の子と呼ばれるでしょう。エホバ神はその父ダビデの座を彼に与え,彼は王としてヤコブの家を永久に支配するのです。そして,彼の王国に終わりはありません」― ルカ 1:29-33。
驚き困惑したマリアはこう尋ねます。「どうしてそのようなことがあるのでしょうか。わたしは男と交わりを持っておりませんのに」。ガブリエルは答えます。「聖霊があなたに臨み,至高者の力があなたを覆うのです。そのゆえにも,生まれるものは聖なる者,神の子と呼ばれます」。
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エホバの大いなる恵みを受けた女性ものみの塔 1994 | 11月15日
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マリアはヨセフの妻になる
処女がイエスの人間の体を備えることになっています。そのような誕生が予言されていたからです。(イザヤ 7:14。マタイ 1:22,23)しかし,婚約している処女が求められるのはなぜですか。子供にダビデ王の王座に就く法的権利を授けることのできる養父を備えるためです。ヨセフもマリアもユダの部族に属し,ダビデ王の子孫です。それで,イエスの相続権は二重の意味で確立されることになります。(マタイ 1:2-16。ルカ 3:23-33)こうした理由でみ使いは後にヨセフに対して,マリアは妊娠しているが合法的な妻として迎え入れることを躊躇すべきではない,と断言します。―マタイ 1:19-25。a
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