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聖書の四福音書を信頼できるのはなぜかものみの塔 2010 | 3月1日
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例えば,英国放送協会(BBC)の「聖書のなぞ」と題する番組の一つ,「マリア・マグダレネの真実」の中では,外典の書がマリア・マグダレネを「他の弟子たちの教師また霊的指導者。単なる弟子の一人ではなく,使徒たちへの使徒」としていることが取り上げられました。マリア・マグダレネが果たしたという役割について,フアン・アリアスはブラジルの新聞「オー・エスタド・デ・サンパウロ」の中でこう書いています。「今日,あらゆる証拠から見て,イエスの創始した初期のキリスト教運動は,いたって“女性解放的”だったと考えざるを得ない。なぜなら,当初は女性たちが自分の家を教会として用い,そこで女性たちが司祭や司教の務めを果たしたからである」。
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聖書の四福音書を信頼できるのはなぜかものみの塔 2010 | 3月1日
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b 外典の書に関するもう一つの難点は,わずかな数の写本しか残っていないことです。この記事で触れられている「マリア・マグダレネの福音書」は,小さな二つの断片と,原文の半分がなくなっていると思われる,もう少し長い写しがあるだけです。しかも,これら入手できる写本相互の間には幾つかの大きな差異があります。
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