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  • 大いなる君ミカエルは立ち上がる
    ものみの塔 1987 | 7月1日
    • 6,7 (イ)キリスト教世界の一部の学者によれば,ミカエルとはだれですか。(ロ)ミカエルの実体を正しく見定めるのに,聖書中のどんな証拠が役立ちますか。

      6 聖書学者のジョセフ・ベンソンは1800年代の初めに,聖書中のミカエルに関する記述が「メシアを指していることは明白である」と述べました。19世紀のルーテル派教会員だったE・W・ヘングステンベルクもそれに同意し,「ミカエルとはキリストにほかならない」と語りました。同様に,神学者のJ・P・ランゲは,啓示 12章7節に関する注解の中で,「ミカエルとは……サタンに対する戦闘の準備を整えたキリストであると,我々は初めから考えている」と書きました。聖書は,ミカエルの実体に関するこの結論を支持していますか。確かに支持しています。a

      7 例えば,み使いの言葉によれば,ミカエルは「立ち上がる」ことになっています。み使いの預言にある「立つ」あるいは「立ち上がる」という語(ヘブライ語でアーマド)は,「支持を与える」を意味することがあります。(ダニエル 11:1)また,「優勢になる」,「反逆する」,「反対する」,「こらえる」など,さまざまな意味を帯びることもあります。(ダニエル 11:6,11,14,15,16前半,17,25)しかし頻繁に用いられるのは王の行動に言及するときで,王としての力をふるう場合にも,王の資格で効果的に行動する場合にもこの語が用いられます。(ダニエル 11:2-4,7,16後半,20,21,25)ダニエル 12章1節のみ使いの言葉の意味としては,それが最適です。それに,そのような意味に理解すれば,ミカエルがイエス・キリストであるという事実が確証されます。イエスはエホバから任命された王であり,ハルマゲドンの際にすべての国々を滅ぼす使命が与えられているからです。(啓示 11:15; 16:14-16; 19:11-16)また,この語をそのような意味に理解することは,神の王国がイエス・キリストのもとでこの世の諸国民に敵して行動する時を指し示す他の預言とも調和します。―ダニエル 2:44; 7:13,14,26,27。

      8,9 (イ)最初の『ダニエルの民』とはだれでしたか。今ではだれを指しますか。(ロ)『ダニエルの民』に対するミカエルの鋭い関心は,全時代を通じてどのように示されてきましたか。

      8 ミカエルは長い間,『ダニエルの民』,つまりイスラエル人と交渉を持ってきました。荒野においても彼らと共にいて,古代の種々の帝国の霊者なる『君たち』からイスラエル人を守ってきました。(ダニエル 10:13,21。出エジプト記 23:20,21。ユダ 9)それから,人間イエスとして地上に生まれ,ダニエルの先祖アブラハムに約束された「胤」,つまり待望のメシアとなりました。(創世記 22:16-18。ガラテア 3:16。使徒 2:36)残念ながら,生来のイスラエルが全体としてイエスを退けたため,エホバは特別な国民としての彼らを退けられました。(マタイ 21:43。ヨハネ 1:11)エホバはご自分の名を新しい国民の上に置くことを決意されました。その国民とは,イエスに信仰を持った生来のユダヤ人と非ユダヤ人から成る,霊的な「神のイスラエル」です。―ガラテア 6:16。使徒 15:14。ペテロ第一 2:9,10。

      9 この新しい国民,油そそがれたクリスチャンの会衆は西暦33年に誕生し,その後は神のイスラエルとして奉仕しました。この国民がその後の『ダニエルの民』となるのです。(ローマ 2:28,29)イエスは西暦33年に天に復活する前,その新しいイスラエルの成員になる見込みのあった人々に,「見よ,わたしは事物の体制の終結の時までいつの日もあなた方と共にいるのです」と告げて,『ダニエルの民』を引き続き支援することを約束されました。―マタイ 28:20。エフェソス 5:23,25-27。

  • 大いなる君ミカエルは立ち上がる
    ものみの塔 1987 | 7月1日
    • a ミカエルはみ使いの頭と呼ばれているため,ミカエルをイエスと断定するのは,ある意味でイエスの威厳ないしは地位を落とすことだと考える人がいます。(ユダ 9)しかし,前述のキリスト教世界の学者たちは,三位一体を信じていると見られるにもかかわらず,ミカエルの実体に関するそうした結論を支持する証拠から,ミカエルをイエスと認めるようになっています。

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