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    目ざめよ! 2003 | 9月22日
    • ツルの飛翔

      ツルの姿が見えるかなり前から声が聞こえてくることがよくあります。何キロも離れていても,耳に残るトランペットのような鳴き声によって,近づいて来るのが分かります。鳴き声は,渡りで長距離を飛ぶときに群れを一つにまとめておくのに役立つようです。ツルのほとんどの種は,北の繁殖地から渡りを行ないます。秋になると,カナダ,スカンディナビア,シベリアなどから,気候の温暖な中国,インド,米国(テキサス),地中海地方などへ非常に長い距離を旅するのです。危険で,体力を消耗する旅です。インドに向かうクロヅルが1万㍍近い高度で飛行し,ヒマラヤ山脈を越えているところが目撃されています。ツルはよく知られたV字編隊を組んで飛び,できるだけ遠くまで滑空して行けるように上昇気流も利用します。しかし,水の上を飛ぶ時は,はばたく力だけに頼らなければなりません。a

      スペインの鳥類学者フアン・カルロス・アロンソは,スペインで越冬するクロヅル7万羽の渡りのパターンを20年近く追跡調査しており,こう説明しています。「ツルに足輪や小さな送信器をつけて,渡りの飛行経路をたどれるようにしています。わたしがドイツ北部で足輪をつけたひなヅルが成長してスペインの越冬地にいるのを自分自身で発見すると,本当に感動します。ツルの渡りのルートは何百年も昔から変わりません。フィンランドで足輪をつけられたツルが,はるか南のエチオピアで越冬しているのも見つかりました。シベリアのツルがメキシコで越冬することもあります」。

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    目ざめよ! 2003 | 9月22日
    • a 何千羽というクロヅルが春と秋に渡りでイスラエルを通過しますが,そこで越冬するツルもいます。ヨルダン渓谷の上流では,夕方ごろに,雪をかぶったヘルモン山を背景にして飛ぶツルの群れを見ることができるかもしれません。そのつかの間の美しい光景はいつまでも記憶に残るでしょう。

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