山岳地のシャン州でのこと,ビルマ軍の隊長サ・タン・トゥン・アウンと,ワ州連合軍の指揮官アイク・リンは,ジャングルにおける激戦で敵同士として戦ってきました。両勢力が最終的に停戦に合意すると,二人ともシャン州に居を定めました。後に別々に真理を知って除隊し,バプテスマを受けました。かつて敵同士だった二人は巡回大会で再会し,クリスチャンの兄弟として温かく抱擁し合いました。憎しみの連鎖から自由になった二人は,今では愛の絆で結ばれています。神の言葉の持つ,人を自由にする力のおかげです。―ヨハ 8:32; 13:35。