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    1989 エホバの証人の年鑑
    • 宣教訓練学校の開設

      1987年10月1日に米国ペンシルバニア州コラオポリスの大会ホールで宣教訓練学校が開設されました。統治体の成員であるジャラズ,クライン,シュローダーの3人の兄弟がそのプログラムに参加し,ピッツバーグの地域からは1,600人以上の兄弟たちが出席しました。

      この学校の目的は何でしょうか。収穫の業で集め入れられた人々の数は優に300万を上回っているため,今や,資格のある男子が福音宣明の業で率先するだけでなく,羊の群れを牧し,会衆で教える時期をも迎えているのです。それで,宣教訓練学校の目的は,組織上の責任をさらに担うための資格を男子が身に着けることにあります。

      学校の教科課程はどのようなものでしょうか。8週間にわたる課程には聖書の徹底的な研究が含まれています。監督と奉仕の僕たちの責任に加えて,管理,審理,組織に関する事柄が考慮され,公の話をする面での特別の訓練が施されます。教訓者は各生徒の霊的な進歩に多くの個人的な注意を向けます。

      1987年11月29日,日曜日は,長老と奉仕の僕24人から成る第1期生の卒業日でした。彼らは10の国で奉仕する割り当てを受けました。26人の長老と奉仕の僕から成る第2期のクラスはカリフォルニア州ロサンゼルスで開かれました。彼らは1988年5月22日,日曜日に卒業し,11の国や地域で働く割り当てを受け入れました。ピッツバーグでもロサンゼルスでも,都市の監督,大会ホール監督,二人の教訓者,それに統治体の成員が出席者たちに話を行ないました。

      合わせて15の国や地域にある会衆と区域が,第1期および第2期のクラスを卒業した兄弟たちの奉仕から益を受けることになります。これは,ミカ 4章1節と2節にある次の言葉を思い起こさせます。「そして,末の日に,エホバの家の山はもろもろの山の頂より上に堅く据えられ,もろもろの丘より上に必ず高められる。もろもろの民は必ず流れのようにそこに向かう。そして,多くの国の民が必ず行って,こう言う。『来なさい。エホバの山に,ヤコブの神の家に上ろう。神はご自分の道についてわたしたちに教え諭してくださる。わたしたちはその道筋を歩もう』。律法はシオンから,エホバの言葉はエルサレムから出るのである」。

      生徒たちはこの学校から益を得たでしょうか。確かに得ました。第1期生から寄せられた次の手紙は,この学校の課程に関して生徒たちが抱いていた気持ちを言い表わしています。「私たちがより有能な奉仕者となったことに疑問の余地はありません。この学校が私たちの霊的な人生で最も際立った部分となったことに,まさしく,私たちクラスの全員が同意します」。第2期生から受け取った手紙には一部,こう記されていました。「教科課程は私たちの期待すべてを上回るものでした。これほど徹底かつ集中したものであるとは,私たちのだれ一人思ってもみませんでした……私たちはそれぞれの任命地に赴く際に,8週間を通して得たすばらしい助言を当てはめるよう励みたいと思います」。

      この学校の活動を拡大する将来の見込みに関して言えば,最初の1年にさらに四人の旅行する監督たちが教訓者となる訓練を受けました。他の多くの国で,この学校へ出席することに関心のある,未婚の長老と奉仕の僕たちがインタビューを受けました。また,一部の国や地域では,英語を話す何人かの兄弟たちが巡回大会に出席する際に地域監督と会う取り決めも設けられています。これらの方法により,さらに多くの兄弟たちがこの学校から益を得て,全世界の野外の必要とされる場所で用いられるようになるでしょう。

  • 1989 エホバの証人の年鑑
    1989 エホバの証人の年鑑
    • [19ページの図版]

      宣教訓練学校を1987年11月29日に卒業した第1期生と,1988年5月22日に卒業した第2期生

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