ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 最初の3つの災い
    聖書から学べる大切なこと
    • 最初の3つの災い

      イスラエル人は,どれいとしてきつい仕事をさせられていました。エホバはモーセとアロンをファラオの所に行かせ,こう伝えさせます。「私の民が,こう野に行って私をすうはいできるようにしなさい」。ファラオはえらそうにこう答えます。「なぜ私がエホバの言うことを聞かないといけないのか。イスラエル人を行かせたりはしない」。そして,イスラエル人の仕事をもっときつくします。エホバはファラオに重要なことを分からせるため,あることをします。何をしたか知っていますか。エホバはエジプトに10の災いを起こします。モーセにこう言います。「ファラオは私の言うことを聞きません。朝,ファラオはナイル川の所にいます。そこで,『あなたが私の民を行かせようとしないので,ナイル川の水は全て血に変わる』と伝えなさい」。モーセは,言われた通りファラオの所に行きました。ファラオの前で,アロンがナイル川をつえで打つと,川は血に変わります。川はひどいにおいがし,魚は死にます。ナイル川の水は飲めなくなりました。でも,ファラオはイスラエル人を行かせようとしません。

      7日後,エホバは再びモーセをファラオの所に行かせ,こう伝えさせます。「私の民を去らせないなら,エジプト中がカエルでいっぱいになります」。アロンがつえを持ち上げると,そこら中にカエルが現れます。カエルが家の中にも,ベッドの上にも,台所にもいます。カエルだらけです。ファラオはモーセに,この災いを終わらせるようエホバにお願いしてくれと言います。ファラオは,イスラエル人を行かせることを約束します。それで,エホバは災いを止め,エジプト人は,死んだカエルを積み上げていき,それはあちこちで山のようになりました。国中で,ひどいにおいがするようになります。でも,またファラオはイスラエル人を行かせようとしませんでした。

      エホバはモーセに言いました。「アロンに地面をつえで打たせなさい。土ぼこりがブヨになります」。そうすると,ブヨがたくさん発生します。ファラオの周りにいる人たちも,「この災いは神からのものです」と言います。それでも,ファラオはイスラエル人を行かせようとしませんでした。

      エジプトで起きた10の災いのうちの3つ: 血に変わったナイル川,カエル,ブヨ

      「私の力と強さを知らせる。彼らは私の名がエホバであることを知らなければならなくなる」。エレミヤ 16:21

      質問: 最初の3つの災いは何でしたか。エホバが災いを起こしたのはなぜですか。

      出エジプト記 5:1-18; 7:8–8:19。ネヘミヤ 9:9,10。

  • 次の6つの災い
    聖書から学べる大切なこと
    • 次の6つの災い

      モーセとアロンは,ファラオに神からの言葉を伝えに行きます。「私の民を行かせないなら,この国にアブを送りこみます」。アブの大群が,お金持ちの家にも,貧ぼうな人の家にも,エジプト人の家に入りこみます。エジプト中がアブでいっぱいになりました。でも,イスラエル人が住んでいるゴシェン地方には,アブが来ませんでした。この4番目の災いから,エジプト人だけが災いを受けるようになります。ファラオはこうたのみます。「このアブを取り除くようエホバにお願いしてくれ。おまえたちみんな,行ってよい」。でも,エホバがアブをいなくならせると,ファラオは考えを変えます。いつになったらファラオはエホバのことを本当に認めるのでしょうか。

      エホバは言います。「ファラオが私の民を行かせないなら,エジプトの家ちくは病気になって死にます」。次の日,エジプト人の家ちくは死に始めます。イスラエル人の家ちくは死にません。それでもファラオはがん固で,エホバに従おうとしません。

      エホバはモーセに,ファラオの所に行って灰を空中にまくようにと言います。灰の粉が空中をまって,エジプト人の体に付きました。それは,全てのエジプト人と動物たちに痛いはれ物を生じさせました。でも,ファラオはイスラエル人を行かせようとしません。

      エジプトで起きた4番目から6番目の災い: アブ,家畜の病気,腫れ物

      エホバは,モーセをまたファラオの所に行かせ,こう伝えさせます。「あなたはまだ私の民を去らせようとしないのですか。あした,この国にひょうが降ります」。次の日エホバは,かみなりを起こし,ひょうと火を降らせます。エジプトでそれまでに起きたことがないひどいあらしでした。木や作物がなぎたおされました。でもゴシェン地方では何も起きませんでした。ファラオは言います。「あらしがやむようエホバにお願いしてくれ。そうしたらおまえたちは行ってよい」。でも,ひょうと雨がやむとすぐ,ファラオは考えを変えました。

      モーセは言います。「バッタが,あらしの後に残った草木を食いつくします」。数え切れないほどのバッタが現れ,野原や木に残ったものをみな食べてしまいました。ファラオは必死にたのみます。「バッタをどっかにやってくれるようエホバにお願いしてくれ」。でもエホバがバッタをいなくならせると,ファラオはまたがん固になります。

      エホバはモーセに言います。「空に向かって手をのばしなさい」。すると,すぐに空が完全に暗くなります。3日間,エジプト人は周りの物も人も,何も見えませんでした。でも,イスラエル人が住んでいる所には光がありました。

      エジプトで起きた7番目から9番目の災い: ひょう,バッタ,暗闇

      ファラオはモーセに言います。「おまえたちは行ってもよい。家ちくだけはここに残しておけ」。モーセは言います。「神にささげるため,家ちくも連れていかなければなりません」。ファラオはとてもおこり,こうさけびました。「ここから出ていけ! 今度私の前に現れたら,おまえを殺してやる」。

      「あなたたちは再び,正しい人と悪い人,神に仕える人と仕えない人の違いを目にすることになる」。マラキ 3:18

      質問: エホバはその後どんな災いを起こしましたか。10の災いの4番目から変わったことは何ですか。

      出エジプト記 8:20–10:29。

  • 10番目の災い
    聖書から学べる大切なこと
    • 10番目の災い

      モーセはファラオに,二度と会いに来ないようにすると約束します。そして出ていく前に,ファラオにこう言います。「真夜中に,ファラオの息子からどれいの息子までエジプトにいる長男は,全員死にます」。

      エホバはイスラエル人に,特別な食事をするようにと言います。「1さいのおすの羊かヤギを殺して,その血を家の戸口の所に付けなさい。その肉を焼いて,こうぼの入っていないパンといっしょに食べなさい。きちんと服を着て,サンダルをはき,出かける用意をしなさい。今夜,私はあなたたちをエジプトから自由にします」。イスラエル人がどれほどうれしく思ったか,想像できますか。

      真夜中に,エホバの天使がエジプトにある家全部を回ります。戸口に血の付けられていない家では長男が死にました。天使は血の付けられている家は過ぎこしました。つまり通り過ぎたのです。お金持ちの人も貧ぼうな人も,エジプト人の家族はみな,子どもを亡くしました。でも,イスラエル人の子どもは一人も死にませんでした。

      ファラオの息子も死にました。ファラオはもう強がってはいられません。すぐにモーセとアロンにこう言います。「さあ,ここから出ていけ。行って,おまえたちの神をすうはいするがいい。家ちくも連れていけ」。

      満月の夜に,イスラエル人は家族や部族ごとによくまとまって,エジプトを出ていきました。60万人のイスラエル人の男性のほかに,たくさんの女性や子どもたちもいました。イスラエル人ではない大勢の人たちもエホバをすうはいしたいと思い,いっしょに行きました。ついにイスラエル人は自由になりました。

      エホバが救ってくれたことを忘れないために,イスラエル人は毎年,この時と同じ特別な食事をすることになります。それは過ぎこしと呼ばれました。

      イスラエル人がエジプトから出る。

      「私は次の理由であなたを生かしておいた。あなたのことで私の力を示し,私の名が地上全体に広まるようにするためである」。ローマ 9:17

      質問: 10番目の災いは何でしたか。イスラエル人はその災いを受けないために何をしなければなりませんでしたか。

      出エジプト記 11:1–12:42; 13:3-10。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする