-
昔の建物に見られる神の名前目ざめよ! 2004 | 1月22日
-
-
興味深いのは,これらの建物の内部にテトラグラマトン,つまり神の固有の名前を表わすヘブライ語の四文字がしばしば見られることです。
一例として,スロベニア最古の修道院の一つ,スティチナ大修道院の場合を見ましょう。これは1135年,つまりフランスのシトー修道会の創設よりわずか40年ほど後に建てられました。幾度か改装されたものの,元々のロマネスク様式は保たれており,現在はバロック様式の装飾が施されています。内部にはさまざまな絵画や像などの装飾品があります。一つの副祭壇には,銀の輪の中にテトラグラマトンを大きな金文字で書いた飾りがあります。
-
-
昔の建物に見られる神の名前目ざめよ! 2004 | 1月22日
-
-
ポトチェテルテクという小さな村の近くにも古い修道院があり,その起源は17世紀にさかのぼります。その中で注意深く観察する人は,神の名前で飾られたフレスコ画があることに気づくでしょう。
-
-
昔の建物に見られる神の名前目ざめよ! 2004 | 1月22日
-
-
[31ページの図版]
スティチナ修道院の副祭壇
-