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聖書の1番目の書 ― 創世記『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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5 モーセがその筆者であることを聖書のどんな内面的証拠が示していますか。
5 だれが創世記を書いたかについて疑問の余地はありません。創世記をその一つとする聖書の最初の五つの書に関しては,「モーセの律法の書」,その他類似の呼び方が,モーセの後継者ヨシュアの時以後しばしば繰り返されています。事実,以後の聖書の各書のうちその27冊の中で,モーセに対する言及はおよそ200回もなされています。モーセがその筆者であることは,ユダヤ人の間で一度も疑われたことがありません。クリスチャン・ギリシャ語聖書は,モーセが「律法」の筆者であることを幾度も述べており,その冠たるものはイエス・キリストの証言です。モーセはエホバの直接の命令により,神の霊感のもとに書いたのです。―出エジプト記 17:14; 34:27。ヨシュア 8:31。ダニエル 9:13。ルカ 24:27,44。
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