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南アフリカ2007 エホバの証人の年鑑
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1953年には国内に,ディック・ウォルドロンと妻のコラリーを含む8人の宣教者がいました。f 宣教者たちは,キリスト教世界の僧職者と地元の当局者からの強い反対に対処しなければなりませんでした。ウォルドロン夫妻は先住民族に聖書の音信を伝えたいと思いましたが,黒人地区に入るには政府の許可が必要でした。兄弟は許可を申請したものの,それは認められませんでした。
ウォルドロン夫妻は,1955年に娘が誕生した後に宣教者奉仕を離れなければなりませんでしたが,兄弟はしばらく開拓奉仕を続けました。1960年,兄弟はついに黒人居住区の一つ,カツツラに入る許可を得ました。「素晴らしい関心が示されました」と述べています。程なく,この居住区の幾人もの人が集会に出席するようになりました。ウォルドロン夫妻は,ナミビアに来て50年余りを経た今も,この国で忠実に奉仕しており,王国の業を推し進める点で貴重な貢献をしています。
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南アフリカ2007 エホバの証人の年鑑
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f ウォルドロン夫妻のライフ・ストーリーは,「ものみの塔」誌,2002年12月1日号,24-28ページに掲載されています。
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