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  • エホバの公正とみ名は高められる
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1989
塔89 5/1 14–15ページ

聖書からの教訓: ミカ 1:1-7:20

エホバの公正とみ名は高められる

預言者ミカは,西暦前8世紀,イスラエルとユダに偶像礼拝と不公正が蔓延していた時代に生きていました。当時の状況は,今日行き渡っている状態と非常によく類似しているので,ミカの音信と警告はわたしたちの時代に関係があります。さらにミカが提示した明るい知らせは,サタンの配下の世に住むわたしたちに真実の希望を与えます。―ヨハネ第一 5:19。

ミカの音信は,次の三つの言葉に最もよく要約されるでしょう。「悪を習わしにしている者は災いだ」。「エホバがあなたに求めておられるのは,ただ公正を行ない,親切を愛し,慎みをもってあなたの神と共に歩むことではないか」。「わたしたちは,……永久に,わたしたちの神エホバの名によって歩む」。―ミカ 2:1; 6:8; 4:5。

偶像礼拝は糾弾される

エホバは悪行者たちをいつまでも許容されるわけではない。偶像礼拝と反抗が,イスラエルとユダにはびこっていました。それでエホバは彼らに対する証人となられます。彼らの像は破壊され,偶像礼拝者たちは『鷲のようなはげ』になって流刑に処されるでしょう。―1:1-16。

エホバは,忠実な者たちの希望の神となられる。たくらみを抱く暴君は,盗人や強盗として糾弾されます。彼らには災いが臨むでしょう。しかし,「イスラエルの残っている者たち」には回復の約束が与えられます。「わたしは彼らを,囲いの中の羊の群れのように……一つにならせる」とエホバは言われます。―2:1-13。

エホバは,ご自分の民の中で責任を担う者たちによって公正が行なわれることを期待される。人を虐待するイスラエルの指導者たちに対しては,「公正を知ること,それがあなた方の務めではないか。善いことを憎んで悪を愛し,民から皮を,その骨から生肉を引きちぎる者(たちよ)」と言われます。ミカは,「エホバの霊のもとに……また公正と力強さ」とを持って,彼らに対する神の裁きを言い渡します。不公正な指導者たちはわいろのために裁き,祭司たちは代価のために教え,預言者たちは金のために占いをする,とミカは言います。それで,エルサレムは『全く廃虚の山となる』でしょう。―3:1-12。

希望の音信

真の崇拝が全地で行なわれる。「末の日に」,多くの国の民はエホバの道を教えられる,とミカは預言します。神は裁きを行なわれ,戦いはもはやなくなります。真の崇拝者は,『永久に,自分たちの神エホバの名によって歩みます』。神の民は,追放され,苦痛にうめくことがあろうとも,敵の手から救出されるでしょう。―4:1-13。

神の約束された救出者に確信を持つことができる。ベツレヘムから出る支配者はエホバの力によって牧するでしょう。「アッシリア人からの救出」が予告されます。真の崇拝者たちの残りの者は,さわやかな露や豊潤な雨のようになり,あらゆる形態の偽りの宗教と悪霊崇拝は根絶されるでしょう。―5:1-15。

エホバの公正が行き渡る

エホバは,ご自分の民が公正と義の規準を固守することを期待される。神は,いい加減な崇拝を受けても仕方がないようなことを何か行なわれましたか。神は,ご自分の民に良いことを行なわれました。『エホバが求めておられるのは,ただ公正を行ない,親切を愛し,慎みをもって神と共に歩むことではありませんか』。彼らが邪悪な暴虐と搾取を続けるなら,彼らを待ち受けているのは,神からの不利な裁きのみです。―6:1-16。

エホバの公正と憐れみを信頼すべき。家族の者でさえ敵になるでしょう。しかしミカは,「わたしの救いの神を待ち望もう。わたしの神は聞いてくださる」と言います。神は『永久にその怒りを保たれるようなことはなく,愛ある親切を喜びとされる』ということを知っているので,預言者はエホバの公正を信頼します。―7:1-20。

今日のわたしたちに対する教訓: エホバは,ご自分の民が公正を行なうよう期待されます。商売上の慣行に関して,クリスチャンは実際に,「邪悪な天びんと欺きの石おもりの入った袋とを持ちながら道義的に清くいられるだろうか」と自問しなければなりません。(6:11)この終わりの日に,エホバの民はみな,神の地上の組織の一致に貢献し,平和に関する神の道についての教えを受け入れなければなりません。わたしたちはエホバのみ名を高め,真の崇拝を促進するために,できることをみな行なうべきです。―2:12; 4:1-4。

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聖句を考察する

◯ 1:16 ― イスラエルにおいて,はげは恥辱や嘆き悲しみ,苦難と結びつけられていました。(イザヤ 3:24-26; 15:2,3。エレミヤ 47:5)ある異教の国々では,親族の死を悲しむ時に,頭を剃ってはげにする習慣がありました。律法下で,自然のはげは汚れとはみなされませんでしたが,イスラエル人は「エホバにとって聖なる民」だったので,嘆き悲しむ際に頭を剃るべきではありませんでした。(申命記 14:1,2)しかしミカは,イスラエルとユダに対して,髪の毛を切り落とすように告げました。罪深い偶像礼拝の歩みのゆえに,彼らは聖なる民としての資格を失い,彼らもその子孫も捕らわれに値する者となったからです。ここで「鷲」と訳されているヘブライ語は,頭に柔らかな白い綿毛がいくらかあるだけのハゲワシを指しているのかもしれません。鷲と同じ種ではないものの,同じ科に属すると考えられています。

◯ 2:12 ― 現代においてこの言葉は,霊的イスラエルに成就しています。(ガラテア6:16)特に1919年以来,油そそがれた残りの者が宗教的な大いなるバビロンの捕らわれから逃れるための道が明らかになりました。(啓示 18:2)ミカが予告したとおり,彼らは『囲いの中の羊の群れのように,牧場の畜群のように』集められました。1935年以降,「ほかの羊」の「大群衆」が彼らに加わるにつれ,そこは確かに「人でにぎわう」ようになってきました。―ヨハネ 10:16。啓示 7:9。

◯ 3:1-3 ― ミカの時代,親切な牧者であられるエホバと,古代の神の民の残酷な指導者たちとの間には驚くべき対照が見られました。それらの人々は,公正を行なうことによって群れを保護するという自分たちの任務を果たさず,無情にも,比喩的な羊から毛を刈るだけではなく,おおかみのように『皮をはぐ』ことまでして搾取を行ないました。邪悪な牧者たちは,民を公正に扱わず,「流血の行為」に遭わせました。(3:10)防御のすべのない人々は,ゆがんだ裁きによって家や財産をだまし取られました。―2:2。エゼキエル 34:1-5と比較してください。

◯ 4:3 ― これらの「多くの民」や「強大な国々」を,政治的な国や政府と結びつけるべきではありません。むしろすべての国民の中から来た個々の人,国家主義との関係を絶ち,エホバの真の崇拝の山における一致した奉仕に転じる人々を指しています。(イザヤ 2:2-4)エホバは,神の王国を支持する立場をとったこれら信者たちのために,霊的な面で『裁きを行ない,事を正され』ます。この「大群衆」の人々は,神の裁きに従い,剣をすきの刃に打ち変えて,仲間のエホバの証人と平和に生活しています。

◯ 5:2 ― ベツレヘムという名の町は二つあったので,ここではベツレヘム・エフラタと表現されているのでしょう。ミカが述べているのは,ユダの中の,エルサレムのすぐ南のベツレヘムのことです。もう一方のベツレヘムは,北のゼブルンの領内にありました。(ヨシュア 19:10,15)「エフラタ」あるいは「エフラト」は,ユダのベツレヘム,またはその周辺地域の初期の名称でした。(創世記 48:7。ルツ 4:11)このように細かく指定することにより,メシアに関する神の預言的な約束の正確さが強調されています。

◯ 6:8 ― ミカは,罪を贖う犠牲の価値を過小評価していたのではなく,エホバの目に真に価値ある事柄を際立たせていました。(申命記 10:12と比較してください。)犠牲をエホバに受け入れていただくために,罪人は公正,親切,慎みという特質を表わさなければなりませんでした。今日,エホバは同じ特質をわたしたちの奉仕に求めておられます。―コリント第一 13:4-8。

◯ 7:4 ― おどろやいばらの垣根は,衣服にかぎ裂きを作って,肉体を傷つけることがあります。ミカはここで,当時の国民の道徳的な腐敗を描写しているので,わがままなイスラエル人の中の最も善良な者でさえも,おどろやいばらの垣根と同様,近づいて来る者を傷つけ,苦しめていたということを言わんとしていたのでしょう。

[15ページの図版]

ミカはイエスの誕生の地を予告した

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