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サモア2009 エホバの証人の年鑑
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「今晩,無料の映画会があります」
多くの人が関心を示した理由の一つは,「躍進する新しい世の社会」e という映画にありました。これは,組織が制作した映画としては,それより40年近く前の「創造の写真劇」以来のものであり,世界的な伝道活動や印刷出版の仕事を紹介し,エホバの証人がどのように組織されているかを示していました。レンは1955年にアメリカ領サモアを4週間訪れ,その間にこの映画を15回上映しました。見に来た人の合計は3,227人で,毎回の平均は215人になります。
レンは振り返ってこう言います。「映画の上映に先立って,車を走らせながら村々を回り,道行く人々にビラを配りました。その際,『今晩,無料の映画会があります』と大声で触れ回り,上映場所の村の名前も知らせました」。
その映画は人々に強烈な印象を与えました。上映の後に,人々はエホバの証人やその教えについてさらに知りたがりました。関心を持つ人で,エホバの証人が再びやって来るのを待てずに,自分のほうから宣教者ホームを訪ねる人も少なくありませんでした。宣教者たちは,同じ時間にホームの別々の場所で研究を司会しました。一つのグループの研究が終わると,入れ替わりで別のグループとの研究が行なわれました。ロン・セラーズはこう言います。「何年たっても,人々はエホバの証人と聞くと,その映画で見たすばらしい事柄を思い浮かべたものです」。
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サモア2009 エホバの証人の年鑑
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e この映画は1995年にビデオカセットで再び出され,以下の言語で入手できます。アラビア語,イタリア語,英語,オランダ語,韓国・朝鮮語,ギリシャ語,スウェーデン語,スペイン語,チェコ語,中国語(広東語,北京語),デンマーク語,ドイツ語,日本語,ノルウェー語,フィンランド語,フランス語,ポルトガル語(ブラジル,ヨーロッパ)。
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