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ノルウェー2012 エホバの証人の年鑑
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アンドレアス・エイセトは,1908年のある日,コングスビンゲルの近くにあった家の農場で薪を割っていました。その時,開拓者の訪問を受け,「世々に渉る神の経綸」の本を受け取りました。20代初めのアンドレアスは,その本で読んだ事柄に魅了され,文書をさらに注文しました。そして数か月後には,農場を弟の一人に譲り,開拓奉仕を始めました。その後の8年間,国内のほぼ全域で伝道しました。最初に向かったのは北で,内陸部を夏には自転車で移動し,冬には足で蹴って進むそりで移動したのです。トロムセーに到達すると,今度は南下し,クリスティアニアに至る沿岸全域で奉仕しました。
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ノルウェー2012 エホバの証人の年鑑
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クリスティアンスンでは,やはり救世軍の士官であるフルダ・アンデルセン(結婚後はエイセト)と接触し,フルダも聖書に関心を持ちました。そのうちこの二人の女性は,沿岸を航行する蒸気船で北への長旅に出,ロシアとの国境に近いヒルケネスまで足を伸ばしました。二人はどの港でも上陸し,文書を配布しました。
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ノルウェー2012 エホバの証人の年鑑
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[98ページの図版]
初期の開拓者: (1)ヘルガ・ヘス,(2)アンドレアス・エイセト,(3)カルル・グンベル,(4)フルダ・アンデルセン,(5)アンナ・アンデルセン
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