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「唯一まことの神」とはだれか目ざめよ! 2005 | 4月22日
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三位一体の起源
聖書は,アシュトレテ,ミルコム,ケモシュ,モレクなど,かつて人々が崇拝した多くの神や女神について述べています。(列王第一 11:1,2,5,7)古代のイスラエル国民の多くの人がバアルをまことの神と信じたこともありました。そこでエホバの預言者エリヤは決断を迫り,「もし,エホバがまことの神であれば,これに従って行きなさい。しかし,もしバアルがそうであれば,それに従って行きなさい」と述べました。―列王第一 18:21。
また,三者が一緒にされた,三つ組の異教の神々の崇拝は,イエスが生まれる前から広く行なわれていました。「神聖なる三位一体の考えはエジプトから来たものである」と,歴史家ウィル・デュラントは述べています。またジェームズ・ヘースティングズは,「宗教・倫理百科事典」(英語)の中でこう書いています。「例えば,インドの宗教ではブラフマー,シバ,およびビシュヌという三位一体のグループに,またエジプトの宗教ではオシリス,イシス,およびホルスという三位一体のグループに出会う」。
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「唯一まことの神」とはだれか目ざめよ! 2005 | 4月22日
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[7ページの図版]
エジプト
ホルス,オシリス,イシスの三つ組,西暦前2千年紀
[7ページの図版]
シリアのパルミラ
月神,天の主,太陽神の三つ組,西暦1世紀ごろ
[7ページの図版]
インド
ヒンズー教の三者一体の神,西暦7世紀ごろ
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