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パプアニューギニア2011 エホバの証人の年鑑
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一例として,1970年ごろ,存在しない会衆の,だれも知らないある人から,野外奉仕報告が支部に寄せられるようになりました。それはへんぴなセピック川流域の,知られていない村から寄せられたものでした。それで支部は巡回監督のマイク・フィッシャーに調査を依頼しました。
マイクはこう語ります。「村まで,エンジン付きのカヌーで10時間かけて,蚊の多いジャングルの中の狭い川を進んでゆきました。ついにその日の遅くに,なぞの差出人に会えました。それは,何年も前に別の地域で排斥された男性でした。その人は郷里の村に戻り,罪を悔い改め,他の人たちに宣べ伝え始めました。村の30人以上の大人が自分はエホバの証人であると言っており,その中にはバプテスマを受ける資格にかなう人たちもいました。その後まもなく,悔い改めていたその男性は復帰し,支部はその群れを正式に承認しました」。
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パプアニューギニア2011 エホバの証人の年鑑
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[115ページの図版]
セピック川を行くマイク・フィッシャー
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