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聖書の24番目の書 ― エレミヤ書『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
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17 エレミヤはどんな難しい経験をしますか。そのために彼は沈黙しますか。
17 迫害に遭ってもあきらめない(20:1-18)。エレミヤが大胆に宣べ伝えることにいら立ちを覚えた神殿の事務官パシュフルは,彼を一晩足かせ台につなぎます。エレミヤはそこから解かれると,パシュフルが捕らわれの身となること,またバビロンで死ぬことを予告します。自分に浴びせられる嘲笑と非難を嘆き悲しんで,エレミヤはもう語るまいと考えます。しかし,彼は沈黙していることができません。エホバの言葉は,『彼の心の中にあって,骨の中に閉じ込められた燃える火』のようになり,彼は話さずにはいられなくなります。自分の生まれた日をのろいながらも,彼はこう叫びます。「あなた方はエホバに向かって歌え! エホバを賛美せよ! 神は貧しい者の魂を悪を行なう者たちの手から救い出してくださったからである」。―20:9,13。
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