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  • 君の君たる者に向かってだれが立ち得ようか
    ダニエルの預言に注意を払いなさい
    • 『その方の聖なる所の場所』は打ち捨てられる

      20 小さい角が引きずり落とそうとする「天の軍」と「星」とは,だれのことですか。

      20 小さい角は「天の軍に達するまでに大きくなっていき,その軍の幾らかと星の幾つかを地に落とし」ました。み使いの説明によれば,小さい角が引きずり落とそうとする「天の軍」と「星」は,「聖なる者たちで成る民」です。(ダニエル 8:10,24)これら「聖なる者たち」とは,霊によって油そそがれたクリスチャンのことです。その者たちは,イエス・キリストの流された血によって効力を発するようになった新しい契約を通して神との関係に入れられているため,神聖にされ,清められ,神への専心的な奉仕のために取り分けられます。(ヘブライ 10:10; 13:20)エホバはその者たちを,み子と共なる天の相続財産の相続人にならせたので,聖であるとみなされます。(エフェソス 1:3,11,18-20)ですから,ダニエルの幻に出てくる「天の軍」とは,子羊と共に天で統治する14万4,000人の「聖なる者たち」のうち,地上にいる残りの者のことです。―啓示 14:1-5。

      21 第七世界強国が荒廃させようとする「聖なる場所」を占めているのは,だれですか。

      21 今日,14万4,000人の残っている者たちは,「天のエルサレム」― 都市に似た神の王国 ― およびその神殿の取り決めを地上で代表する人たちです。(ヘブライ 12:22,28; 13:14)この意味でその者たちは「聖なる場所」を占めており,第七世界強国はその場所を踏みにじり,荒廃させようとします。(ダニエル 8:13)ダニエルはその聖なる場所を「[エホバの]聖なる所の定まった場所」とも呼び,「その方[エホバ]から常供のものが取り去られた。また,その方の聖なる所の定まった場所は打ち捨てられた。さらに,軍そのもの,そして常供のものも共に徐々に引き渡されていった。それは違犯のためであった。それは真理を地に投げつけてゆき,行動して成功を得た」と述べています。(ダニエル 8:11,12)これはどのように成就しましたか。

      22 第二次世界大戦中,第七世界強国はどのように顕著な「違犯」をおかしましたか。

      22 第二次世界大戦中,エホバの証人はどんな経験をしたでしょうか。何とも厳しい迫害でした。それはナチやファシストの支配する国々から始まりましたが,程なくして,『力が強大になった小さい角』の広大な領土全体で,『真理が地に投げつけられる』ようになりました。王国宣明者の「軍」と,「良いたより」を宣べ伝えるその人々の業は,英連邦のほぼ全域において禁止されました。(マルコ 13:10)これらの国々は徴兵に際し,宗教上の奉仕者に認められる兵役免除をエホバの証人には与えようとせず,神の奉仕者としての神権的な任命に対する敬意を示しませんでした。アメリカ合衆国でも,エホバの忠実な僕たちは,暴徒の襲撃など,様々な侮辱を経験しました。第七世界強国は事実上,エホバの民が崇拝の「常供のもの」として定期的にエホバにささげてきた賛美の犠牲,つまり「唇の実」を取り去ろうとしたのです。(ヘブライ 13:15)このようにしてその世界強国は,至高の神が正当な権利を有する領土 ―「その方の聖なる所の定まった場所」― に侵入するという「違犯」をおかしました。

      23 (イ)第二次世界大戦中,英米世界強国はどのように「君の君たる者に向かって」立ち上がりましたか。(ロ)「君の君たる者」とはだれですか。

      23 小さい角は第二次世界大戦中に「聖なる者たち」を迫害することにより,「その軍の君に対してまで」大いに高ぶりました。つまり,み使いガブリエルの述べるとおり,「君の君たる者に向かって」立ち上がったのです。(ダニエル 8:11,25)「君の君たる者」という称号は,エホバ神にのみ当てはまります。「君」と訳されているヘブライ語サルは,「支配権を振るう」という意味の動詞と関連があり,王子あるいは王家の者を指すだけでなく,頭ないしは長たる者に当てはまります。ダニエル書は,例えばミカエルなど,君である他のみ使いたちのことも述べています。神はそのような君たちすべての長たる君であられます。(ダニエル 10:13,21。詩編 83:18と比較してください。)君の君たる者であるエホバに向かって立ち上がれる者のことなど,想像できるでしょうか。

  • 君の君たる者に向かってだれが立ち得ようか
    ダニエルの預言に注意を払いなさい
    • 27 迫害が頻発した第二次世界大戦の期間中,「常供のもの」が制限されたことを示すどんな証拠がありますか。

      27 1939年に始まった第二次世界大戦中に2,300日が経過してゆく間,神の聖なる所における捧げ物,つまり「常供のもの」は迫害のため大幅に制限されました。1938年の時点で,ものみの塔協会には,全世界の証人たちの業を監督する支部が39ありましたが,1943年の時点では,21しかありませんでした。その期間における王国宣明者の増加もわずかでした。

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