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アンデスで流れる,命を与える水ものみの塔 2001 | 10月15日
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アンデス山脈中の盆地にある,海抜3,800㍍ほどのチチカカ湖は,世界で一番高い所にある,航行可能な内陸湖です。チチカカ湖に注ぐ25の河川の大半の源となっている,雪を頂いた高峰の中には,標高6,400㍍を超えるものもあります。標高が高いため,気候は寒冷で,原住民以外の人は高山病と闘わねばなりません。
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アンデスで流れる,命を与える水ものみの塔 2001 | 10月15日
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開拓者たちは,これら二つの大きな島のほかに,チチカカ湖の推定40ほどの“浮島”の人々にも良いたよりを伝えてきました。浮島ですか。そうです,それらの島はこの湖の浅瀬に生えるトトラつまり葦でできています。トトラは水中で生長し,湖面から突き出てきます。浮島を作るため,地元の人々は,湖底に根づいたままの葦を折り曲げて編み合わせ,平らな台を作ります。次いで,その台の葦の間に泥を詰め,刈り取ってきた葦を加えて補強します。人々はその台の上に葦で小屋を作り,その中で生活します。
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