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「信仰のうちにしっかりと立ちなさい」ものみの塔 2015 | 9月15日
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13. 自分の信仰が弱くなっていることに気づいたとしても落胆すべきでないのは,なぜですか。
13 自己吟味をして自分の信仰が弱くなっていることに気づいたとしても,落胆しないでください。使徒であったペテロでさえ,恐れと疑いに負けたことがありました。実際イエスは何度か,「信仰の少ない」ことで,使徒たち全員を戒めました。(マタ 16:8)しかし,信仰が揺らいで海に沈み始めた後のペテロの行動から,大切な教訓が学べます。
信仰を強めるためにイエスに目を向ける
14,15. (イ)ペテロは沈み始めた時,どうしましたか。(ロ)どうすればイエスを「一心に見つめ」ることができますか。
14 ペテロは,風あらしを見て沈み始めた時,自分の力で舟に戻ることもできたはずです。泳ぎが上手だったので,そうするほうが自然だったでしょう。(ヨハ 21:7)しかしペテロは,自分の力に頼るのではなく,再びイエスに目を向け,イエスの助けを受け入れました。わたしたちも,信仰が弱っていることに気づいたなら,ペテロの手本に倣うべきです。どうしたらそうできるでしょうか。
15 ペテロが再びイエスに目を向けたように,わたしたちも「信仰の主要な代理者また完成者であるイエスを一心に見つめ」なければなりません。(ヘブライ 12:2,3を読む。)もちろん,わたしたちはペテロとは違い,実際にイエスを見ることはできません。しかし,イエスの教えと行動を調べ,それにしっかり付いてゆくことにより,イエスを「一心に見つめ」ます。
イエスの手本に目を向け,その歩みにしっかり付いてゆくなら,信仰のうちにしっかりと立つことができる(15節を参照)
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「信仰のうちにしっかりと立ちなさい」ものみの塔 2015 | 9月15日
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21. エホバはわたしたちすべてに,何を約束しておられますか。
21 ペテロはイエスを通して与えられた神の助けにより,恐れと疑いを克服し,初期クリスチャンたちの間で信仰の柱のようになりました。エホバは,信仰のうちにしっかりと立てるよう,わたしたちすべてを助けてくださいます。(ペテロ第一 5:9,10を読む。)
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