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フィリスティア,フィリスティア人聖書に対する洞察,第2巻
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後に,フィリスティア人はこの敗北から立ち直ると,イスラエルと戦うために軍隊を結集しました。両軍はユダにあるエラの低地平原で向かい合って陣取りました。戦士ゴリアテは40日にわたって,朝夕フィリスティア人の陣営から出て来ては,自分と一騎討ちをする者を出すようイスラエルに挑みました。(サム一 17:1-10,16)この挑戦に応じたのは羊飼いのダビデで,彼は石投げ器の石でゴリアテを地に倒し,ゴリアテ自身の剣を使ってこれを死に至らせました。(サム一 17:48-51)次いで,イスラエル人は敗走するフィリスティア人を追撃し,ガトやエクロンの都市に至るまで彼らを討ち倒しました。―サム一 17:52,53。
その後,ダビデはフィリスティア人に対して戦いを有利に進めていきました。ダビデが戦いから戻ると,女たちは勝利を祝って,「サウルは千を討ち倒し,ダビデは万を」と歌うのでした。(サム一 18:5-7。サム一 18:25-27,30; 19:8も参照。)
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フィリスティア,フィリスティア人聖書に対する洞察,第2巻
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それから少し後,ダビデはまだサウルに追われている身でしたが,フィリスティア人の略奪隊からユダの都市ケイラを救いました。(サム一 23:1-12)
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フィリスティア,フィリスティア人聖書に対する洞察,第2巻
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ダビデがついに全イスラエルの王として油そそがれた時,フィリスティア人はレファイムの低地平原(エルサレムの南西)に侵入しましたが,屈辱的な敗北を被りました。(サム二 5:17-21; 代一 14:8-12)フィリスティア人はその後もう一度攻勢に出ましたが,これもイスラエルの勝利に終わりました。(サム二 5:22-25; 代一 14:13-16)ダビデはその治世中,フィリスティア人とほかにも多くの戦闘を交え,彼らを屈伏させることに成功しました。しかし,ある時にはもう少しで命を落とすところでした。―サム二 8:1; 21:15-22; 代一 18:1; 20:4-8。
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