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  • 諸国民に対するエホバの計り事
    イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
    • フィリスティアを襲う「火のような飛ぶへび」

      4 フィリスティアに対するエホバの宣告はどんな内容のものですか。

      4 まず,フィリスティア人に注意が向けられます。「アハズ王が死んだ年にこの宣告があった。『あなたを打つ杖が折られたからといって,フィリスティアよ,あなたの中のだれも歓んではならない。蛇の根から毒へびが出,その実は火のような飛ぶへびとなるからである』」。―イザヤ 14:28,29。

      5,6 (イ)ウジヤはフィリスティア人にとって蛇のようであったとどうして言えますか。(ロ)ヒゼキヤは,自分がフィリスティアに対してどんな者であることを明らかにしますか。

      5 ウジヤ王は,フィリスティアによる脅威を食い止めるだけの強さを持っていました。(歴代第二 26:6-8)ウジヤはフィリスティアにとって蛇のようであり,その杖は,非友好的な隣国フィリスティアを絶えず打ちました。ウジヤが死んだ,つまり『その杖が折られた』後,忠実なヨタムが支配しましたが,「民はなおも滅びをもたらすことを行なって」いました。次いで,アハズが王になると事態は変化し,フィリスティアの軍勢がまんまとユダを襲撃するようになりました。(歴代第二 27:2; 28:17,18)しかし,事態は再び変化します。西暦前746年,アハズ王は死に,年若いヒゼキヤが即位します。フィリスティア人が物事はいつまでも思いどおりになると考えるなら,それは大間違いです。ヒゼキヤは自分が強敵であることを明らかにします。ウジヤの子孫(ウジヤの「根」から出た「実」)であるヒゼキヤは,「火のような飛ぶへび」のごとくすばやく突進して攻撃し,電光石火の早業で打撃を加え,まるで獲物に毒液を注入するかのように,焼け付くような痛みを与えます。

      6 これはこの新たな王にぴったりの描写です。ヒゼキヤは「フィリスティア人をガザ,またその領地に至るまで……打ち倒した」からです。(列王第二 18:8)アッシリアの王セナケリブの編年史によると,フィリスティア人はヒゼキヤの臣下になります。「立場の低い者たち」,つまり弱体化したユダ王国は,安らかさと物質的な豊かさを楽しむようになりますが,フィリスティアは飢きんに苦しみます。―イザヤ 14:30,31をお読みください。

  • 諸国民に対するエホバの計り事
    イザヤの預言 ― 全人類のための光 I
    • 8 (イ)今日のある国々は,どのようにフィリスティアに似ていますか。(ロ)エホバは,古代と同様,今日のご自分の民を支えるためにどんなことをしてこられましたか。

      8 フィリスティアと同様,今日でもある国々は悪意を抱いて神の崇拝者に反対しています。エホバのクリスチャン証人は刑務所や強制収容所に拘禁され,禁令を課され,かなりの数の人が殺されてきました。反対者たちは今でも「義なる者の魂に激しい攻撃を加え」ています。(詩編 94:21)敵する者たちの目には,このクリスチャンのグループは「立場の低い者」,「貧しい者」と映るかもしれません。しかし,これらクリスチャンはエホバに支えられて霊的な豊かさを楽しみ,一方,敵する者たちは飢きんに苦しみます。(イザヤ 65:13,14。アモス 8:11)エホバが現代のフィリスティア人に向かって手を伸ばす時,それら「立場の低い者たち」は安全に守られます。どのようにでしょうか。イエスを確固たる土台の隅石とする「神の家族」と共にいることによってです。(エフェソス 2:19,20)そして,「天のエルサレム」,つまりイエス・キリストを王とするエホバの天的な王国から保護を受けます。―ヘブライ 12:22。啓示 14:1。

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