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  • 血液の販売 ― もうけの大きい商売
    目ざめよ! 1990 | 10月22日
    • 血液全体のおよそ半分を占める血漿は,特にお金になる成分です。血漿には細胞成分 ― 赤血球,白血球,および血小板 ― が全く含まれていないので,乾燥させて貯蔵することができます。その上,献血者が全血を提供することは一人1年につき5回しか許されませんが,血漿アフェレーシスによって血漿を提供することは1週間に2回まで可能です。これは,全血を抽出して血漿を分離し,そのあと細胞成分を献血者の体内に戻すという方法です。

      米国では今でも,献血者が提供した血漿に対する報酬を受け取ることは許されています。しかも,世界保健機関が勧告している年間許容量の約4倍の血漿を提供することが認められているのです。ですから,世界の血漿供給量の60%余りが米国で採取されているのも不思議ではありません。

  • 血液の販売 ― もうけの大きい商売
    目ざめよ! 1990 | 10月22日
    • いずれにせよ,血漿を提供して収入を殖やそうとする貧しい人々から採取されたものである」。それら貧しい人々の中には,売った血液の量が多すぎて失血死してしまう人もいます。

      民間の多くの血漿製剤製造所は,商売上有利になるように,低所得者層の住む地域や,比較的貧しい国々の国境付近に設けられており,貧困にあえぐ人々や浮浪者たちを引き寄せています。それらの人々は是が非でも血漿をお金に換えたいと思っているので,しかるべき量を上回る血漿を提供したり,持っているかもしれない病気を隠したりすることも十分に考えられます。そのような血漿売買は世界の25か国で盛んに行なわれるようになっています。一つの国で差し止められるとすぐに別の国で始まります。密輸はもちろん,公官吏への贈賄も珍しいことではありません。

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