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ポーランド1994 エホバの証人の年鑑
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森林大会
1960年代の終わりごろ,シロンスク・チェシンスキ地方のエホバの証人は個人の家で定期的に会衆の集会を開くだけでなく,夏の間に森の中で大人数で集まるようになりました。それから間もなく,大会のプログラムを中央で準備する取り決めが設けられ,森林大会と呼ばれたこれらの集会が国中で開かれました。
最初のうち,当局は主催者と出席者を起訴しました。しかし,エホバの証人が行なっていた事柄に有害な点が本当にあったのでしょうか。彼らは,神のみ言葉に基づいて論じ合っていただけなのです。時がたつにつれて,役人たちはエホバの民のこうした大会に慣れてゆきました。大会の規模は着実に大きくなってゆきました。最初は数十人の兄弟だけがやって来ましたが,1970年代にはたいてい数百人が集まるようになっていました。
1970年代の終わりごろ,プログラムに聖書劇や,多くの場合,バプテスマの取り決めが含められました。また,マイクやスピーカーやテープレコーダーが使われるようになりました。一部の地域で,これらの大会はもっと普通の形で開かれるようになり,前もって準備された特定の場所で開かれました。
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ポーランド1994 エホバの証人の年鑑
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[240ページの図版]
1981年の“森林大会”
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