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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1998
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1998
塔98 8/15 31ページ

「敬意を抱かせずにはおかない」業

使徒ペテロは,仲間のクリスチャンにこう勧めました。「諸国民の中にあっていつもりっぱに行動しなさい。それは,彼らが,あなた方を悪行者として悪く言っているその事柄に関してあなた方のりっぱな業を実際に見,その業のゆえに検分の日に神の栄光をたたえるようになるためです」。(ペテロ第一 2:12)多年にわたり,イタリアのエホバの証人は,人々の前でそうしたりっぱな行動をしてきました。「屋上から宣べ伝えなさい」というイエスの教えの精神のもとに,証人たちは自分たちのあらゆるクリスチャン活動を公然と,一般の人々からもよく見えるところで行なっています。(マタイ 10:27。ヨハネ 18:20)そのため,イタリアのある弁護士と司祭が,エホバの証人を「宗教まがいのセクト」で,「人を陥れる秘密結社」の一つであるとする文書を出版したとき,証人たちは法的措置を取ることにしました。それは中傷的な陳述であったからです。

第一審で,裁判所は,その弁護士と司祭は法を犯してはいないとの結論を下しました。しかし,1997年7月17日,ベネチア控訴院は一審判決を覆し,二人の被告人を有罪としました。控訴院はこう述べました。「本件の二つの記事はいずれも,確かに『エホバの証人』の宗教の信徒の評判を傷つけかねない表現や語句を含んでいる。それらの記事は明らかに,その信徒たちを公に侮辱することを意図したものであると思われる」。裁判所は,それらの記事が「報道したり批評したりする権利の合法的な行使であるとは言えない」と述べ,二人の名誉毀損者に罰金を科し,二つの裁判での証人たちの訴訟費用すべてを含め,裁判の費用すべてを支払うよう命じました。

判決文の中で,ベネチア控訴院は,「[イタリア国]憲法によって保障されたすべての権利の均衡を図り,それを保護することによってのみ,不寛容や宗教的狂信を防ぐことができる」と述べました。判決は,エホバの証人の活動が,秘密のものでも,宗教まがいなどと評されるべきものでもないことを認めています。裁判所はこう述べました。「証人たちを秘密結社の範ちゅうに入れるのは,歴史的真実という規準を無視していることになる。宗教を標ぼうするこのグループは多くの都市に存在し,その成員たちにより,特に日曜日や他の休日に広く行なわれている改宗活動はよく知られている。伝道されている教理について人がどう考えようとも,払われている努力は敬意を抱かせずにはおかない」。こうして,イタリアのエホバの証人の熱心な伝道の業とりっぱな行動の記録は,浴びせられた偏見を取り除くものとなりました。―マタイ 5:14-16。ペテロ第一 2:15。

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