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アフリカ諸言語への聖書翻訳 ― その歩みものみの塔 2007 | 1月15日
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アフリカ諸言語への聖書翻訳の歩みという面で,もう一つ里程標となるものが,2005年8月に達成されました。その月,エホバの証人の南アフリカ支部においてアフリカの幾つかの言語の「新世界訳聖書」が,合計7万6,000冊以上も印刷,製本されました。その中には,ショナ語の聖書も3万部含まれていました。この版は,ジンバブエ各地で開催されたエホバの証人の「敬虔な従順」地域大会で発表されたものです。
記念すべき月となったその8月に南アフリカ支部を訪ねた人たちは,アフリカの言語に訳された新しい聖書が生産される様子を見て大いに喜びました。「ショナ語や他のアフリカの言語になった『新世界訳』の生産に携われたのは特権ですし,本当にうれしく思います」と語るのは,ベテル家族の一員で,製本ラインで働いている,ンランラです。実際この言葉は,南アフリカのベテル家族全体の気持ちをよく言い表わしています。
これら新しい聖書は,従来のように海外で生産されて送られてくるよりも速く,また少ないコストでアフリカの人たちの手に渡ることになります。さらに大切な点として,アフリカの人々は,聖書の偉大な著者であるエホバ神の聖なるみ名を用いた正確な翻訳をいつでも手に入れることができるようになりました。
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アフリカ諸言語への聖書翻訳 ― その歩みものみの塔 2007 | 1月15日
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[13ページの図版]
スワジランドから南アフリカ支部を訪ねて新しい聖書の生産を見学する人たち
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