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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1989
塔89 2/15 16–17ページ

イエスの生涯と宣教

いなくなった息子が見つかったとき

イエスの例えの中のいなくなった息子,つまり放とう息子は,父親の家に戻るとき,どのように迎えられるのでしょうか。イエスの話に耳を傾けてください。

「彼がまだ遠くにいる間に,父親は彼の姿を見て哀れに思い,走って行ってその首を抱き,優しく口づけしたのです」。何と憐れみ深く思いやりのある父親なのでしょう。わたしたちの天の父エホバを実によく表わしています。

たぶん父親は息子の放とうの生活について聞いていたことでしょう。それでも,詳しい説明を待たずに息子を家に喜んで迎えます。イエスにもこうした喜んで迎える精神があります。イエスは,例えの中の放とう息子によって表わされている罪人や収税人たちにご自分のほうから近づかれるのです。

確かに,イエスの例えに出てくる識別力のある父親は,戻って来た息子の悲しげな打ちしおれた顔つきを見て,息子が悔い改めていることを幾らか察知しているに違いありません。しかし息子は,父親が優しく接してくれるので,自分の罪を打ち明けやすくなります。イエスはこう言われます。「その時,息子は言いました,『父上,わたしは天に対しても,あなたに対しても罪をおかしました。わたしはもうあなたの息子と呼ばれるには値しません。あなたの雇い人の一人のようにしてください』」。

しかし,息子が言い終えるか終えないうちに父親は行動を起こし,奴隷たちに次のように命じます。「『さあ早く,長い衣,その一番良いのを出して来てこれに着せ,その手に輪をはめ,足にサンダルをはかせなさい。それから,肥えさせた若い雄牛を連れて来てほふるのだ。食べて,楽しもうではないか。このわたしの息子が,死んでいたのに生き返ったからだ。失われていたのが見つかったのだ』。こうして彼らは興じ始めました」。

一方,父親の「年上の息子は野にいました」。物語の残りの話を聴いて,年上の息子がだれを表わしているか考えてください。イエスは年上の息子についてこう言われます。「[年上の息子が]帰って来て家に近づくと,合奏と踊りの音が聞こえたのです。そこで,僕の一人を呼び,これはどういうことなのかと尋ねました。僕は言いました,『あなたのご兄弟がおいでになったのです。それで,健やかに戻って来られたというので,あなたのお父様は肥えさせた若い雄牛をほふられたのです』。ところが彼は憤り,入って行こうとはしませんでした。

「すると,父親が出て来て,彼に懇願しはじめました。彼は答えて父親に言いました,『わたしはこれまで何年というものあなたのために奴隷のように働いてきて,一度といえあなたのおきてを踏み越えたことはありません。それなのに,このわたしには,友人と一緒に楽しむための子やぎさえただの一度も下さったことがありません。それが,娼婦たちと一緒になってあなたの資産を食いつぶした,このあなたの息子が到着するや,あなたは肥えさせた若い雄牛を彼のためにほふったのです』」。

年上の息子と同じように,罪人たちに憐れみや注意が向けられたことを批判したのはだれでしょうか。それは書士やパリサイ人たちではないでしょうか。イエスがこの例えを語ることにされたのは,罪人たちを喜んで迎えるイエスを彼らが批判したからです。ですから明らかに,彼らは年上の息子によって表わされている人々であるに違いありません。

イエスは年上の息子に対する父親の次のような訴えでご自分の話を結ばれます。「子よ,あなたはいつもわたしと一緒にいたし,わたしの物はみなあなたのものだ。だが,わたしたちはとにかく楽しんで歓ばないわけにはいかなかったのだ。このあなたの兄弟は,死んでいたのに生き返り,失われていたのに見つかったからだ」。

こうしてイエスは,年上の息子が最後にどうするかを伏せたままにされます。実のところ,後日,イエスの死と復活の後に,「非常に大勢の祭司たちがこの信仰に対して従順な態度を取るようにな(り)」ました。その中には,イエスがここで話している相手の「年上の息子」級に属する人も幾人か含まれていたかもしれません。

しかし,現代において,二人の息子はだれを表わしているのでしょうか。それは,エホバのお目的について十分よく知るようになり,エホバとの良い関係に入るための根拠を持っている人々であるに違いありません。年上の息子は,「小さな群れ」つまり「天に登録されている初子たちの会衆」に属する人々の一部を表わしています。それら一部の人たちは,年上の息子と同じような態度を取りました。彼らは,地上の級である「ほかの羊」を歓迎したいとは思いませんでした。「ほかの羊」が人々の注目を不当に集めていると感じたのです。

一方,放とう息子は,神の民のうち,世が提供する快楽を味わうために離れて行く人々を表わしています。しかし,やがてそれらの人々は,悔い改めて戻り,再び神の活発な僕となります。実際,許してもらう必要を認めてみ父のもとに帰る人々に対して,み父は本当に優しく,また憐れみ深く接してくださいます。ルカ 15:20-32。使徒 6:7。ルカ 12:32。ヘブライ 12:23。ヨハネ 10:16。

◆ イエスは例えの中の同情心に富む父親の模範にどのように倣っておられますか。

◆ 弟が歓迎されているのを見て,年上の息子はどう思いますか。パリサイ人はどのようにこの年上の息子のように振る舞いますか。

◆ イエスの例えは今日どのように当てはまりますか。

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