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本当に命を救う血血はあなたの命をどのように救うことができますか
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贖罪の日と呼ばれた古代の祭りにおいて,イスラエルの大祭司は神殿,つまり神への崇拝の中心地に,犠牲にされた動物の血を携えて行きました。そのようにするのは,民の罪を覆っていただけるよう神に求める象徴的な方法だったのです。(レビ記 16:3-6,11-16)それらの犠牲が現実にすべての罪を除き去ることはなかったので,彼らはそれを毎年繰り返さなければなりませんでした。それでも,この血の用い方の中に,意味深い型が定められています。
聖書の重要な教えの一つは,やがて神が,すべての信者の罪を十分に贖うことのできる完全な犠牲を備えてくださるということです。これは贖いと呼ばれ,予告されたメシアつまりキリストの犠牲に焦点を合わせています。
聖書はメシアの役割を贖罪の日に行なわれた事柄と対比させ,こう述べています。「キリストは,すでに実現した良い事柄の大祭司として来た時,手で造ったのではない……より偉大で,より完全な[神殿]を通り,……やぎや若い雄牛の血ではなく,ご自身の血を携え,ただ一度かぎり聖なる場所[天]に入り,わたしたちのために永遠の救出を得てくださったのです。そうです,律法によれば,ほとんどすべてのものが血をもって清められ,血が注ぎ出されなければ,許しはなされないのです」― ヘブライ 9:11,12,22。
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本当に命を救う血血はあなたの命をどのように救うことができますか
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イエスは,神が贖罪の日に関して定められた型に倣い,天に上げられ,「わたしたちのために神ご自身の前に出てくださ(った)」のです。イエスはそこで,ご自分の犠牲の血の価値を差し出されました。(ヘブライ 9:24)
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