-
サラ聖書に対する洞察,第1巻
-
-
サラとその夫はゲラルに住むようになりました。前の時と同じように,アブラハムは自分の妻を妹であると言いました。それで,ゲラルの王アビメレクはサラを召し入れました。再びエホバの介入によって,サラが犯されることは免れました。アブラハムにサラを返した時,アビメレクは家畜および男奴隷と女奴隷をアブラハムに与えました。それは,アブラハムから一時的に妻を取り去ったことに対する償いであったのかもしれません。彼はさらに銀子1,000枚(約2,200㌦)をアブラハムに与えました。その銀子は,サラが貞節な女性としてすべての非難をすすがれたことを証しするものでした。―創 20章。
-
-
サラ聖書に対する洞察,第1巻
-
-
サラは年を取っていましたが,非常に容姿の美しい女性でした。そのためアブラハムはかねてから,その旅の間,必要な場合には,アブラハムのことを自分の兄と言うようサラに頼んでいました。だれかがアブラハムを殺して,サラを奪うことのないためでした。(創 20:13)このことの結果,エジプトにいた時,サラはファラオの君たちの推奨によってファラオの家に召し入れられました。しかし神が介入されて,ファラオがサラを犯すことは未然に防がれました。その後ファラオはサラをアブラハムに返し,二人がその地を去るよう求めました。ファラオはまた,アブラハムとその持ち物が安全に護送されるよう取り計らいました。―創 12:11-20。
-