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  • “単純な生物”など本当にあるのか
    生命の起源 5つの大切な質問
    • 細胞は,タンパク質の合成に多くの時間を費やします。その工程はこうです。まず,アミノ酸と呼ばれる基本構成要素を約20種類作ります。次に,そのアミノ酸をリボソーム(5)に運びます。リボソームはオートメーション化された機械のようなもので,アミノ酸を正しく配列し,特定のタンパク質を形成します。工場の作業工程がコンピュータープログラムによって制御されるのと同じように,細胞の働きの多くは,“コンピュータープログラム”つまりDNA(6)として知られる暗号によって制御されています。リボソームはDNAから,どのタンパク質をどのように作るかに関する詳細な指示書のコピーを受け取ります(7)。

      タンパク質合成の工程は実に驚異的です。タンパク質はそれぞれが折り畳まれて,特殊な立体構造になるのです(8)。その形によって,タンパク質の行う仕事が決まります。b エンジンを組み立てる生産ラインを思い浮かべてみてください。各部品を正確に組み合わせなければ,エンジンは動きません。同じように,タンパク質も正確に組み上げられ,正しい形に折り畳まれなければ,適正に機能することはありません。細胞にダメージを与える恐れさえあります。

      細胞が工場として描かれている。

      細胞という“工場” タンパク質合成の仕組み: 細胞の中には,オートメーション化された工場のように,複雑な“製品”を組み立てて運搬する“機械”がたくさんある。

      完成したタンパク質は,必要とされる場所にどうやってたどり着くのでしょうか。細胞の作ったタンパク質にはそれぞれ“荷札”が付いていて,そのおかげで,必要とされる場所に確実に運ばれます。毎分何千何万ものタンパク質が作られては運び出されますが,全てが正しい場所に届きます。

      こうした事実から何が分かるか: 最も単純な生物の細胞でも,細胞内の複雑な分子は,単独では増殖できません。細胞の外では崩壊してしまいますし,内部でも,他の複雑な分子の助けを得なければ増殖できないのです。例えば,アデノシン三リン酸(ATP)と呼ばれる特殊なエネルギー分子を作るには酵素が必要ですが,酵素を作るにはATPからのエネルギーが必要です。同様に,酵素を作るにはDNAが必要ですが,DNAを作るには酵素が必要です。(DNAについては質問3の部分で取り上げます。)他のタンパク質も細胞がなければ合成できませんが,細胞はタンパク質がなければ生成されません。c

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