ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 永遠に生きることは単なる夢ではない
    あなたは地上の楽園で永遠に生きられます
    • [11ページ,全面図版]

  • 永遠に生きることは単なる夢ではない
    あなたは地上の楽園で永遠に生きられます
    • 5 地球に対する神の目的について聖書は何と述べていますか。

      5 それにしても,人々が地上で永遠に幸福に生きるということは本当に神が意図されたことでしょうか。もしそうであれば,永遠の命は単なる願いや夢ではなく,必ず実現します! 聖書は神の目的を知らせる書物ですが,この問題について何と述べているでしょうか。聖書は神のことを,『地を形造り,それを造った方』と呼び,さらに付け加えて,「それを堅く立て,それをいたずらに創造せず,人が住むために形造られた方」と述べています。―イザヤ 45:18。

      6 (イ)今日,地球上はどんな状態になっていますか。(ロ)これは神が望んでおられる状態ですか。

      6 あなたには,人々が今地球上で,神が意図されたような状態で住んでいると思えますか。確かに人々は地球のほとんど全域に住んでいます。しかし,和合した一つの家族として,創造者が人間のために意図された良い方法で,共に楽しく暮らしているでしょうか。今日,世界は分裂してしまっています。互いに反感を抱いています。犯罪もあれば,戦争もあります。幾百万という人々が飢餓にあえぎ,病気で苦しんでいます。住宅の問題,仕事のこと,支払いなどで日々心を悩ませている人々もいます。こうしたことはどれ一つ神に誉れをもたらすものではありません。ですから地球は明らかに,全能の神が最初に意図されたような住みかとはなっていません。

      7 最初の人間夫婦を創造された時に,神は地球に対してどんな目的を持っておられましたか。

      7 神は,最初の人間夫婦を創造したのち,ふたりを地上の楽園に置かれました。神は彼らが地上で永遠に楽しく暮らすことを望んでおられました。その人間夫婦に対する神の目的は,彼らが楽園を地球全体に広げることでした。そのことは,神がふたりに,「子を生んで多くなり,地に満ちて,それを従わせよ」という指示をお与えになったことから分かります。(創世記 1:28)神の目的は,時の経過と共に地球全体が,みな共に平和に幸福に暮らす正しい人間家族の管理下に置かれるようにすることでした。

      8 最初の夫婦は神に背きましたが,地球に対する神の目的が変わらなかったことをなぜ確信できますか。

      8 最初の人間夫婦は神に背き,永遠に生きる資格のない者となりましたが,神の最初の目的は変わりませんでした。ですからその目的は必ず成就します!(イザヤ 55:11)聖書は,「義なる者たちは地を所有し,そこに永久に住む」と約束しています。(詩編 37:29)聖書には,神に仕える人間に永遠の命を与えるという神の取決めのことがしばしば述べられています。―ヨハネ 3:14-16,36。イザヤ 25:8。啓示 21:3,4。

      生きたいという願い ― どこで?

      9 (イ)人々は普通どんな願いを抱いていますか。(ロ)聖書に,『神は人の心に永遠を思う思いを授けられた』とありますが,これはどういう意味ですか。

      9 人間が永久に生きることが神の目的であるということは,わたしたちにとって本当に喜ばしいことです。考えてみてください。もし自分の死ぬ日を決めなければならないとしたら,あなたはどの日を選びますか。どの日を選ぶこともできないのではないでしょうか。それは死にたくないからです。ある程度健康で正常な人ならだれでもそうです。神は,死にたいという願いではなく,生きたいという願いを持つものとしてわたしたちをお造りになったのです。聖書は,神が人間をどのように造られたかについて,「神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた」と述べています。(伝道の書 3:11,口語訳)これはどういう意味でしょうか。人々は普通,死なないでいつまでも生き続けたいという願いを抱いているということです。終わりのない将来に対するこの願いのために,人々は永遠に若さを保つ方法を長いあいだ探し求めてきました。

      10 (イ)どこで永遠に生きることは人間の自然な願いですか。(ロ)わたしたちが地上で永遠に生きるのを神が可能にしてくださると確信できるのはなぜですか。

      10 人間は普通どこで永遠に生きたいと思いますか。それは住み慣れた所,つまりこの地上です。人は地球のために造られ,地球は人のために造られたのです。(創世記 2:8,9,15)聖書には,「神は地の基をその定まった場所に置かれました。それは定めのない時に至るまで,まさに永久によろめかされることがありません」と述べられています。(詩編 104:5)地球が永遠に存在するように造られたのであれば,人も永遠に生きるはずです。愛に富む神が,永遠に生きたいという願いを持つ人間を創造しておきながら,人間がその願いを満たせないままにしておくということなど,確かにあり得ません!―ヨハネ第一 4:8。詩編 133:3。

      人々が望む生活

      11 人々が完全な健康体で永久に生きられることを示すどんな事柄を聖書は述べていますか。

      11 次のページをご覧ください。この人々はどんな生活を楽しんでいますか。あなたはこのような人たちの一人になりたいと思いませんか。もちろんなりたい,とあなたは言われるでしょう。なんと健康で若々しく見えるのでしょう! この人々はすでに何千年も生きてきたのだと聞かされたら,あなたは信じますか。聖書によると,老人は若返り,病人は元気になり,足の悪い人,目の見えない人,耳の聞こえない人,物が言えない人たちもみなそれぞれいやされるのです。イエス・キリストは地上におられた時,病人をいやすという奇跡を何度も行なわれました。そうすることによってイエスは,近く訪れるこの輝かしい時代に,今生きている人々が皆どのように完全な健康を回復するかを示されたのです。―ヨブ 33:25。イザヤ 33:24; 35:5,6。マタイ 15:30,31。

      12 これらのさし絵にはどんな状態が描かれていますか。

      12 庭園のようなこの住まいの美しいことはどうでしょう。キリストが約束されたとおり,最初の不従順な男と女が失ったものとまさに同様の楽園です。(ルカ 23:43)そしてそこにある平和と一致に注目してください。黒人,白人,黄色人種など,あらゆる人種の人々が一つの家族のように暮らしています。動物でさえ穏やかです。ご覧なさい,子供がライオンと遊んでいます。こわがる理由は何もないのです。このことについて創造者は言われます,「ひょうも子やぎと共に伏し,子牛,たてがみのある若いライオン,肥え太った動物もみな一緒にいて,ほんの小さな少年がそれらを導く者となる。……そしてライオンでさえ,雄牛のようにわらを食べる。そして乳飲み子は必ずコブラの穴の上で戯れ(る)」― イザヤ 11:6-9。

      13 神の目的が遂行される時,地上からどんなものがなくなりますか。

      13 神が人間のために意図しておられる楽園には,幸福になる理由がみなそろっているのです。地は良い食物を豊かに産出し,飢える人などもういません。(詩編 72:16; 67:6)戦争,犯罪,暴力,そして憎しみや利己心さえも過去のものとなります。そのようなものは永久になくなってしまうのです!(詩編 46:8,9; 37:9-11)こうしたことはすべて可能だとあなたは思いますか。

      14 神が苦しみを終わらせることをあなたはなぜ信じますか。

      14 考えてみてください。あなたは,もし自分に力があれば,人間の苦しみの原因となっている事柄をすべてなくしてしまいますか。そして人間の心が切に願っている状態をもたらしますか。もちろんそうされるでしょう。天にいます愛に富まれるわたしたちの父は,まさにそのことをなさるのです。天の父はわたしたちの必要と願いを満たしてくださるのです。詩編 145編16節は神について,「あなたはみ手を開いて,すべての生きているものの願いを満たしておられます」と述べています。しかし,そうなるのはいつのことでしょうか。

      すばらしい祝福は近い

      15 (イ)世の終わりは地球にとって何を意味しますか。(ロ)悪い人々にとっては何を意味しますか。(ハ)神のご意志を行なう人にとっては何を意味しますか。

      15 地上にこうしたすばらしい祝福をもたらせるよう,神は,悪および悪を生み出す者たちを両方とも滅ぼすことを約束しておられます。それと同時に,神はご自分に仕える者たちを保護されます。聖書には,「世は過ぎ去りつつあり,その欲望も同じです。しかし,神のご意志を行なう者は永久にとどまります」とあります。(ヨハネ第一 2:17)それはどんなに大きな変化となることでしょう! 世の終わりといっても,この地球の終わりという意味ではありません。ノアの日の世界的洪水の時のように,悪い人々と彼らの生き方だけが終わるという意味です。しかし,神に仕えている人々はその終わりを生き残ります。それから,清められた地上で,自分たちを害し,圧迫しようとする人々からの自由を楽しみます。―マタイ 24:3,37-39。箴言 2:21,22。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする