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  • 「狂牛病」でジレンマに陥る英国
    目ざめよ! 1990 | 11月8日
    • 現代の牛のえさ

      牛は放牧できる反すう動物で,通常は草を中心とした植物を食べて生きています。ところが近年,英国の牛飼料メーカーは普通の飼料にタンパク質の人工添加物を入れるようになりました。これは,スクラピーに感染した羊の死骸を含む屠殺場の廃物を押しつぶしてから加熱し,乾燥させたものです。感染したのは牛だけではありません。珍種のアラビアオリックスを含め,5種類のレイヨウが脳疾患のために英国の動物園で死にました。いずれもこの市販の飼料を食べていました。牧場のミンクもそれと関係のある病気に感染しましたが,それは羊の臓物類を生で食べたためと考えられています。

      実験によると,BSEもスクラピーも,高熱や電離放射線や紫外線に対して並外れた耐性を持っています。普通の加熱や他の殺菌方法では,この得体の知れない病原を殺すことができません。人間がスクラピーに感染したという確かな証拠はありませんが,今直面する厄介な問題は,牛肉製品を食べる人にとってBSEがどれほど危険かということです。

  • 「狂牛病」でジレンマに陥る英国
    目ざめよ! 1990 | 11月8日
    • 人の健康に与える影響がどのようなものであれ,BSEをめぐる論争は動物から出る廃物を再利用するという習慣に一般の注意を引きました。英国の牛や家禽は,加工された鶏の寝わらを今も食べさせられています。これは業界ではDPM(乾燥家禽肥料)として知られており,糞と羽根と鳥の死骸が混じっています。子牛には,チョコレートで味をつけた豚の乾燥血液が与えられています。羊の頭や臓物類は,1988年7月以来牛の飼料とすることは違法になっていますが,今もなおすり砕いたものが豚や家禽に与えられています。

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