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僧職者による支配 ― 解決策となるかものみの塔 1989 | 9月1日
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プロテスタントの宗教改革者であるジャン・カルバンは,カトリックの僧職者とは異なっていたでしょうか。では,スペインの僧職者による迫害を逃れて,スイスのジュネーブで捕らえられたミゲル・セルベトに生じた事柄を考えてください。ジュネーブでカルバンは一つの地域社会を確立し,聖職者たちと共に絶大な支配権を行使していました。セルベトが三位一体を否定したため,カルバンは,異端審問所でもなされていなかった事柄を実行しました。セルベトは異端のかどで死刑を宣告され,火あぶりにされたのです。こうしてカルバンは,カトリックの僧職者と同様の不寛容さを示しました。
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僧職者による支配 ― 解決策となるかものみの塔 1989 | 9月1日
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[4ページの図版]
プロテスタントのカルバンは,カトリックの僧職者と同様の不寛容さを示した
[クレジット]
Courtesy of the Trustees of the British Museum
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