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神と人から見て誉れのある結婚式ものみの塔 2006 | 10月15日
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11 場所によっては,婚姻はどのようにして成立しますか。そのあと結婚の話が行なわれる場合,それはどのようなものになりますか。
11 国や地域によっては,結婚に何の儀式も,当局者の立ち会いさえも,義務づけられていないかもしれません。署名した婚姻届を役所に提出すれば,婚姻が成立するのです。その場ですぐに,婚姻届受理証明書が作成されます。そのようにして二人は正式に夫婦とみなされ,その日付が,結婚した日となります。すでに述べたように,そのようにして結婚した二人は,届け出をしたすぐ後に,王国会館で聖書に基づく話をしてもらいたいと思うことでしょう。
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神と人から見て誉れのある結婚式ものみの塔 2006 | 10月15日
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7 大抵の国や地域では,結婚する人に求められる資格をカエサルすなわち民事当局が決めています。ですから,聖書から見て結婚する自由のあるクリスチャン同士の場合も,地元の法律に良心的に従って結婚します。これには,許可証を取得して,公認の婚姻仲介者に署名してもらい,おそらくはすべての手続きを終えた後に婚姻を登録することも含まれるでしょう。カエサル・アウグスツスが「登録」を義務づけたとき,マリアとヨセフはそれに従い,「登録をするため(に)」ベツレヘムまで行きました。―ルカ 2:1-5。
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神と人から見て誉れのある結婚式ものみの塔 2006 | 10月15日
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ある部族または地方で公に認められている慣習に従って行なう結婚のことです。これには,花嫁料(婚資)全額の授受が伴う場合もあります。それによって法律的にも聖書的にも婚姻が成立するのです。行政当局はそのような慣習婚を,有効で合法的な,拘束力のあるものとみなしています。慣習婚が成立した後でそれを登録のために届け出ることは大抵可能であり,結婚した二人はその時に公式の証書を受け取れるでしょう。そのように登録しておけば,法律上の保護を受けることができます。その保護は,妻がやもめになる場合には妻に,また子どもが生まれるならその子にも与えられるでしょう。会衆は,そのような慣習婚をする人に,できるだけ早く登録するように勧めるでしょう。興味深いことに,モーセの律法のもとでは,結婚と出生が公式に記録されたようです。―マタイ 1:1-16。
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