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四人の騎手の馬は疾駆する!啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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「そして,地の四分の一に対する権威が彼らに与えられた。長い剣と食糧不足と死の災厄をもって,また地の野獣によってそれを殺すためである」。(啓示 6:8[後半])
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四人の騎手の馬は疾駆する!啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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28 (イ)「死の災厄」に関する預言はどのように成就してきましたか。(ロ)今日,エホバの民は多くの病気からどのように守られてきましたか。
28 ここで現在,重要な意味を持っているのは「死の災厄」です。第一次世界大戦が猛威を振るった後に,スペイン風邪が1918年から1919年までのほんの数か月間に2,000万人以上の人命を刈り取りました。地球上でこの疫病を免れた唯一の地域は,小さなセントヘレナ島だけでした。住民の大多数が死んだ所では,積み重ねられた火葬用のまきに火を付けて死体の山が燃やされました。また,今日,心臓病や,たばこによる汚染が原因の多くを占めているガンなどの発生率には,恐るべきものがあります。1980年代の「醜悪な十年間」と評される期間に,聖書の規準からすれば不法な生き方のために,この「死の災厄」にエイズという疫病が付け加えられました。2000年に,米国公衆衛生局長官がエイズは「おそらく史上最悪の流行病だろう」と述べたと報道されました。同長官によれば,すでに世界で5,200万人がエイズに感染し,そのうちの2,000万人が死んでいました。エホバの民はそのみ言葉の賢明な助言のおかげで,たいへん多くの病気の伝染経路となる淫行や血の誤用を避けられるので,何と深く感謝できるのでしょう。―使徒 15:28,29。コリント第一 6:9-11と比較してください。
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