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終わりに至る神の怒り啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
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海は血のようになる
5 (イ)第二の鉢の中身が注ぎ出されると,何が起きますか。(ロ)エホバは,象徴的な海に住んでいる人たちをどのようにみなしておられますか。
5 今や,神の怒りの第二の鉢の中身を注ぎ出さなければなりません。それは人類にとって何を意味しますか。ヨハネはわたしたちにこう告げます。「また,第二の者がその鉢の中から海に注ぎ出した。すると,それは死人の血のようになり,すべての生きた魂が,しかり,海にあるものが死んだ」。(啓示 16:3)第二のラッパの音と同様,この鉢は海に,つまりエホバから離反した人類の沸き立つ反抗的な集団に向けられています。(イザヤ 57:20,21。啓示 8:8,9)この「海」はエホバの目には血のようで,生き物が住むのに適していません。そのような訳で,クリスチャンは世のものであってはなりません。(ヨハネ 17:14)神の怒りの第二の鉢の中身を注ぎ出すことは,この海に住んでいる人間がすべてエホバの見地からすれば死んでいることを明らかにしています。人類には共同責任があるゆえに,無実の人間の血を流したゆゆしい罪があります。エホバの怒りの日が到来すると,それらの人々は神の刑執行隊の手にかかって文字通り死ぬでしょう。―啓示 19:17,18。エフェソス 2:1; コロサイ 2:13と比較してください。
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「海に」
エホバから離反した不敬虔な人類の動いてやまない反抗的な「海」に対する神の憤りをふれ告げるヨハネ級の人たちが,長年にわたって発表してきた声明のほんの二,三の例を次に掲げます:
「どんな国家の歴史でも,それは様々な階級間の闘争の歴史であることを示している。それは多勢に対する少数者の闘争の歴史である。……そのような闘争は,多くの革命,多大の苦渋,ならびに大量の流血を招いた」―「政府」,1928年,244ページ(英文)。
新しい世では,「悪魔に使われた象徴的な野獣は昔,象徴的な『海』から上ってきましたが,その『海』,つまり動いてやまない反抗的で不敬虔な人々から成る『海』は消滅します」―「ものみの塔」誌,1967年12月1日号,727ページ。
「現在の人間社会は霊的に病んで病気になっています。わたしたちはだれもそれを救うことはできません。神のことばが示すとおり,その病気は死に至るものだからです」―「真の平和と安全 ― どこから得られるか」,1973年,128ページ。
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