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岩聖書に対する洞察,第1巻
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岩
(いわ)(Rock)
ヘブライ語で書き記された聖書では,岩もしくは1個の大きな岩(ツール)と大岩(セラ)は区別されています。聖書の中ではこれらの語は両方共,字義通りの意味でも,比喩的な意味でも使われています。サムエル第二 22章2,3節と詩編 18編2節では,「エホバはわたしの大岩……わたしの神はわたしの岩」というように,これら二つの語が並行して出て来ます。
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岩聖書に対する洞察,第1巻
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サムソンがしばらくの間住んだエタムの大岩(裁 15:8),ヨナタンとその武具持ちがフィリスティア人の前哨部隊を攻撃した場所のボツェツとセネという歯のような大岩(サム一 14:4,5)なども聖書に出て来ます。モーセとアロンがいきり立って,集会の者たちのために大岩から水を出す際にエホバを神聖なものとし損なったのは,カデシュの近くのメリバでのことでした。(ホレブの山地のレフィディムの近くにも別のメリバがあった[出 17:7]。)― 民 20:11-13; 詩 106:32,33。「マッサ」; 「メリバ」1,2項を参照。
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