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ルーマニア2006 エホバの証人の年鑑
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霊的食物はどうやってエホバの民に届いたのでしょうか。国内委員会の各メンバーは,旅行する監督や会衆の長老たちとひそかに連絡を取っていました。その連絡役を務めたのは信用されていた運搬係で,彼らは手紙や報告書をスイスの事務所に届けたり,そこから持って行ったりしました。こうして,兄弟たちは少なくとも幾らかの霊的食物と神権的な指示を得ることができました。
忠節な兄弟姉妹は,自分たちの交わる群れや会衆内で調和の精神を促進するためにも勤勉に働きました。その一人にヨシフ・ジュカンがいます。兄弟はよくこう言いました。「霊的食物を定期的に取り入れ続け,“母親”と連絡を密に保たなければ,ハルマゲドンで救われることは期待できません」。エホバの組織の地上の部分と接触を保つことについて兄弟は述べていたのです。
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ルーマニア2006 エホバの証人の年鑑
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スパイや密告者の中には,近所の人,職場の同僚,背教者,家族,セクリターテの捜査員などがいました。セクリターテの捜査員は,真理に関心があるふりをしたり神権用語を学んだりして,会衆にこっそり入り込むことさえしました。
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